大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

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雑感

2022年度前半における大学や高等教育の政策に関わるメモ

改革地獄に陥るのか、社会情勢によって変化していくためなのか、様々な背景や理由がありますが、2022年度も大学・高等教育に係る議論がされています。 特に大学設置基準改正に係るものもあり、大学では教育、人事、規程など見直しをする必要があるかもしれま…

全国学生調査(第2回試行)実施に関する課題とは何か

令和3年度に国が中心となって行う全国学生調査の第2回試行実施がありました。 www.mext.go.jp この調査については高等教育研究者のコメントなどをいろんなところで目にしますし、どちらかというと活用をどうしようという話やメリットについてが多いのですが…

なぜ、終わりなき大学改革をしなければならないのか

大学改革というワードや、大学改革と考えられる事業はネガティブなイメージを持っている人も少なくはないでしょう。 また類する言葉に「毒まんじゅう」を思いうかべる人もいるでしょう。 さて、今回は私学で働く立場から大学改革について、徒然と書いてみま…

2022年度(令和4年度)入学式の日程、会場、保護者の参加等について

この記事を書いているのは3月下旬でもうすぐ2022年度が始まります。この時点で、多くの大学が2022年度の入学式について情報を公表していいます。 そこでGoogle検索から各大学の入学式の日程だけではなく、場所や保護者への公開も含め分かる範囲166大学をまと…

高校生の大学での科目等履修生の制度と活用について

先日、中央大学からこんなニュースが出ました。 edtechzine.jp この中央大学の制度の概要や特色は下記となります。 ・高校1~3年生が無料で科目等履修生になれる、 ・履修科目は「経済入門」で中央大学経済学部に入学した場合は、申請により経済学部の単位…

ありえないけど、あったら役に立つ(?)研修とは何か?〜大学編〜

社会人になると研修を受ける機会が多くあります。 自分自身は最初の会社で1ヶ月研修所で研修があり、資格をとらされたり、営業研修、業界特有の端末操作などを学びました。 今は大学で働く身ですが、大学ではFD(Faculty Development)やSD(Staff Developm…

2021年度(令和3年度)卒業式の日程、会場、保護者の参加等について

3月になると各大学で卒業式(学位授与式)が開催されます。 この記事を書いているのは2月ですが、今年度は2月の段階でコロナ新規感染者数もなかなか減らない中で卒業式をどうやって運営するのか、各大学は具体的に検討をしていることでしょう。 そこでGoogle…

新たな時代を見据えた質保証システムの改善・充実に関するメモ

大学の質保証システムについて、見直しが文部科学省の諮問機関である中央教育審議会の大学分科会質保証システム部会でされています。 類似したニュースとしてはこんなのもありますね。 www.nikkei.com さて、大学の質保証システムは、以下が公的な質保証シス…

仕事が出来るように見せかけるには何をすればいいか~ある職員のケース~

仕事は成果を出さねばなりません。まあ成果というと、業界・職種、仕事内容によって様々ではあるのと、今回の本題ではないので、ちょっと割愛します。 さて、今回のタイトルは「仕事が出来るように見せかけるには」ですが、自分のことを書いても周りからはど…

大学ガバナンス・コードの適合状況等の情報公開について

2021年度は私立大学(学校法人)において、ガバナンス改革で大きな動きがありました。今回のガバナンス改革は2021年度に突然出てきたものではなく、今までにいくつか改革がありました。 その一つとして2018年度の私学におけるガバナンス・コードの策定があり…

イベント時の重いものを持つための留意点とトレーニング

大学で働いていて、事務職といえど、力仕事はそれなりにあります。 特にイベント関連の運営の仕事もあると、飲料を運んだり、紙がつまった段ボール等を運ぶことも少なくありません。 ただ重いものを持つ時に注意しないといけないのがぎっくり腰です。特に年…

大学のオープンバッジの活用と課題の検討

大学が学生等に対して発行する証明書は成績証明書や卒業(見込み)証明書などいつかあります。また数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度では、プログラムを終えた学生に対して、修了証を出すことが望ましいとされています。 www.mext.go.jp ま…

大学の編入学定員の推移と定員管理

編入学とは、短大卒業者や専門学校の2年課程以上の卒業生が4年制大学の3年次に入ったり、修得した単位をもって、2年次or3年次に入ることを指します。 大学によっては、編入学の定員があり、短大や高等専門学校及び専修学校(専門課程)などから毎年編入学生が…

初めて議事録書く人や初心者が知っておくべき事

議事録の書き方と検索すると、執筆や記録の取り方のノウハウやテンプレート、議事録の目的などが出てきます。 どれもが間違いではないかと思うのですが、ツールやノウハウ論だけ見ても、自分が身を置く組織での議事録に全て適用できるかというと少し疑問では…

職場のデスクやデスクワークであると便利なもの

Twitterでやっていた、デスクにあると便利なものトップ5ですが、トップ5ではなく少し真面目に紹介してみましょう。 条件として職場のデスクにあるもの、自分自身が現在あるいは過去に使っていたものです。 なお書籍編は下記をご覧下さい。 www.daigaku23.c…

仕事での情報共有の大切さと過度な情報共有要求の不便さ

仕事をする上で情報共有は非常に大切です。管理職~上司~担当者といった縦の流れだけではなく、係や部署あるいは非常に大きな組織単位で情報共有をすることは、仕事のスピードの向上や仕事の属人化を防ぎ、誰もがフォローに入れるようにもなったり、トラブ…

2021年度(令和3年度)の大学の学園祭・大学祭・文化祭の状況について(リンクまとめ)

2021年度(令和3年度)の秋に実施される大学祭・学園祭の状況のリンクをまとめました。本ブログ管理者が確認した日を大学名の横に記載しております。 大学数が多いので、ページ内検索で都道府県あるいは大学名で検索が便利です。 また大学は地域・都道府県…

各大学の2021年度後学期の授業の実施方針及び実施方法について

2021年度の前学期は昨年度の遠隔授業の知見や反省も踏まえて、対面授業と遠隔授業を併用したり、ハイブリッド型の授業を実施した大学も多かったと思います。 しかし2021年の7~8月は毎日新型コロナウイルスの陽性者の増加が顕著であること、感染力が強いとさ…

大学の履修やカリキュラムと大学設置基準違反ということ

大学の履修とカリキュラム、文科省との関係について興味深いニュースがありました。 biz-journal.jp このニュースでは、大学の履修システムの設定不備により、対象の学年(学生)が卒業に必要な科目を履修できていないというものです。その上で、大学は文科…

情報をなぜ知らないのか、伝わっていないのか?

自組織(私は大学で働いているので大学の事)についての事項を自組織(大学)のホームページで知る、外部媒体で初めて知るという事は少なからずあります。 一方で、大学の構成員に知っておいてほしい情報で周知をしたはずなのに各構成員に聞いてみると「それ…

ブラック企業の再生産~転職したらブラック企業での価値観をアンラーニングしないといけない~

ブログやツイッターで隠してはおりませんが、私は色々とご縁があり、転職して大学で働き、気づいたらブログを書き、色んな仕事をして、だいぶ経ちました。 また周りにも転職して大学で働いている人が多いのですが、自身も含めて、前職の価値観がどうしても残…

教育再生実行会議 ポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)のメモ

2021年6月3日に教育再生実行会議からポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)が公表されました。 ◆教育再生実行会議 提言◆ ポストコロナ期における新たな学びの在り方について(第十二次提言)(令和3年6月3日)◆本文◆参考資料…

文部科学省の5/14時点の学事日程等の取扱い及び遠隔授業の活用に係るQ&Aのメモ

2021年5月14日の13時過ぎに文部科学省のホームページで学事日程等の取扱い及び遠隔授業の活用に係るQ&Aが公表されました。 <参考>該当文書掲載ページ www.mext.go.jp 今回はそのQ&Aのメモです。なお、昨年度からの変更点についてが中心となります。とりあ…

大学におけるデータサイエンス教育とリソースの有限性

近年、数理・データサイエンス・AIというワードをよく聞くようになりました。大学では、データサイエンス学部がいくつもでき始めたり、早稲田大学や筑波大学のように全学生にデータサイエンス教育を受けさせる取組みも始まっています。 newswitch.jp データ…

文部科学省からの文書を読むときの心得~文科省文学作品の歩き方:初心者編~

仕事(業界)によって、所轄官庁の動向を気にしているという人は少なくはないと思います。私自身は大学に勤務していますので、文部科学省、内閣府、文化庁(著作権関連)、所属機関の学部で取得できる資格に関係する省庁については動向チェックをしています…

自宅でテレビ会議やテレワークをするのに1年で1から揃えたもの

2020年の春はテレワークの機会があったことや、2020~2021年にかけて少なくとも毎週1~2回はテレビ会議を自宅でするようになりました。 今まで自宅で勉強や執筆はリビングでやっていたのですが、リビングでテレビ会議をしていると家族は気を使うし、誰かが…

「教育と研究を両輪とする高等教育の在り方について」から見る大学の今後の検討事項

2021年2月9日に文部科学省中央教育審議会大学分科会から「教育と研究を両輪とする高等教育の在り方について~教育研究機能の高度化を支える教職員と組織マネジメント~」(審議まとめ)(令和3年2月9日 大学分科会)が公表されました。 内容自体は、DXやコ…

オンラインでの研修や勉強会の運営に関する諸注意やメモ

2020年度はイベント・研修や勉強会でもオンライン化が進んだ年でした。所属組織でも研修や会議はオンライン化が進んだように思います。 ただ個人で行う少人数の勉強会と違って、イベントや研修の場合は運営にも気を使います。そこで個人的なメモとしてイベン…

2021年4月以降の運用に関した授業目的公衆送信補償金制度に関するオンライン説明会のメモ

2020年に授業目的公衆送信補償金制度についての説明会があり、2021年度にかかる予算等についても気にされていた人が多かったと思います。多くの団体や学校法人等で予算を取っているでしょう。 また2021年度1月は一部の地域で非常事態宣言下にあり、来年度も…

大学院レベルの履修証明プログラムの狙いや位置づけは何か

2020年度の文部科学省中央教育審議会大学分科会の大学院部会において、「大学院レベルの履修証明プログラム」が議論されています。 ただ履修証明プログラム自体は「平成19年の学校教育法の改正により、大学、大学院、短期大学、高等専門学校、専門学校(以下…