大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

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雑感

調整業務の難しさと内容について

仕事をする上で問題になりやすい・炎上しやすい原因の一つとして、調整がきちんと出来ていないという事があります。 自分の仕事の基本はルーチンワークだから調整業務なんてないと思う人もいるかもしれません。ただルーチンワークであっても、何かしら問題や…

第10回学校・教育 総合展EDIXに参加して面白かったもの

2019年6月19日(水)から三日間に渡って、東京ビッグサイト青海展示棟で行われている第10回学校・教育 総合展、EDIX(エディックス)を見てきました。 www.edix-expo.jp この展示会は第10回教育ITソリューションEXPOと第2回学校施設・サービスEXPOの2展で…

出張時の同行者や招待客の手配心得基本編~交通からお宿まで~

大学職員は国際系の仕事や地域系の仕事でないと、近距離出張をすることはあっても遠距離出張をする機会は非常に少ないです。 ただ、いざ遠距離出張をする際の同行者分や遠方からお客様を招く際の飛行機や新幹線のチケット、宿を予約するとなると、いくつか気…

文科省が行う大規模学生調査と大学の学生調査の現状

文部科学省が大学生3年生を対象に大規模な学生調査を実施するとニュースで話題になっています。ただ、国側が主導して全国の学生を対象に調査を実施する話は突然出てきた話ではありません。 既に2018年11月出された「2040年に向けた高等教育のグランドデザイ…

社会人や大人になっても学ばないといけないのだろうか

このブログは大学で働く一大学職員の学びや思考のメモを公開しているブログです。 ただ自分は大学生の頃は、勉強は好きではなかったし、社会人になってからも勉強はする気がなかった何処にでもいるサラリーマンです。 でも今は、マイペースに仕事や関連領域…

全国規模の学生調査の懸念と課題と思われるもの~教学マネジメント特別委員会第5回より~

2019年5月30日に行われる中央教育審議会大学分科会教学マネジメント特別委員会(第5回)の資料が文部科学省のHPに公開されています。 第5回の議題は学修成果の可視化、特に「成績評価」が主題です。さらに全国規模の学生調査の概要や企画書も提示されていま…

仕事で信用を得るために心がけていること

大学職員、正確に言えば学校法人の職員に転職した際に当時の人事(採用)担当の人に口酸っぱく言われたのは「企業で働いていて、これは非常識ではないかと思うことは多々あるだろう。大学の常識は社会での非常識で、社会の非常識は大学の常識とである」とい…

第2回AI・業務自動化展で見た大学に導入できそうなもの

大学でも業務の自動化でRPAなどの事例や早稲田大学であったり、近畿大学のチャットツールの導入がニュースになっていました。大学は専任の職員を減らしている大学もあり、入学定員の厳格化により予算も厳しくなっています。その中で業務の効率化や軽減は喫緊…

仕事のミスの1つは縦割り組織と思い込み、期待や確認ミスから生まれる

大学で働いてかなり経ちますが、学内で問題になるほどのミスは、組織の縦割りと思い込みや確認を怠ったために起こるべくして起きていると思っています。 ルーチン業務となっているものはマニュアルも整備され、ミスが起こることはあまりありませんが、イベン…

大学で何かを変えたい、変えるにはどうするか

4月も半分が終わり、新卒や中途採用等で大学に新しく働き始めた人は「これ、おかしいよね」「これをこうしたら、もっと良くなるのに」と思いつつも、それを提案して、突き返されたり、意見が中々通らなくて、やきもきする人もいるでしょう。 大学という組織…

福祉系大学は定員割れに陥っているのか

東京福祉大学で多くの留学生の所在がつかめないという事が話題になりました。これを受けて、文部科学省から大学や高等専門学校へ向けて「外国人留学生の適切な受入れ及び在籍管理等について(通知)」が4月1日付でも出されています。 またこの話題について…

大学職員の仕事が出来るという事と昇格や降格について

4月は人事の時期である。人事といっても、特に4月は部署等の異動だけではなく、昇格・降格、役職が変わるといった事も含んでいる。 (なお、他の大学はどうか知らないが、所属機関では昇格や降格、役職が変わるのは原則4月のみとなっている。) さっき学内の…

ブログという情報発信における信頼性とか専門性とか

このブログは立ち上げて5年が過ぎました。5年もすると、ブログとしてはようやく中堅という所でしょうか。 そもそもこのブログの立ち位置は、大学職員が大学職員を読者層として書いています。まあ一部の記事は大学で働いている人関係なく読んでいただいてい…

新人あるいは若手の大学職員が生き残っていく為に

自分はあまり偉そうに言える立場ではありませんが、自分自身はいい年齢になり、若手を育成しないといけない立場になりつつあります。 おそらく4月になると新人か、もしくは中途採用で新しい職員もやってきます。配属されると4月の大学は業務がトップスピード…

情報をどう解釈し、分かりやすくまとめ、表現するか

本ブログでは、大学や高等教育に関する情報を自分なりにまとめ、解釈や思った事を加え、それを記事にすることが多いです。 何故そんな事をしているかというと、仕事で大学の上層部に政策の最新動向を報告説明する事がある為です。単に文部科学省のホームペー…

大学改革の基本方針の柴山イニシアティブのメモと所感

2019年2月1日、文部科学省のホームページに突如「高等教育・研究改革イニシアティブ(柴山イニシアティブ)」という資料が公開されました。 この資料は、今後の教育・研究改革の方向性や具体案、さらに工程表を示したものであり、各種委員会や会議の報告やま…

PD(Proffesional Development)はFDとSDが合わさったものなのか?

「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)(中教審第211号)」の教学マネジメントに係る指針に盛り込むべき事項の例の1つとして「FD(ファカルティ・ディベロップメント)の高度化、SD(スタッフ・ディベロップメント)の高度化」が盛り込まれて…

2020年東京オリンピックと大学のゴールデンウィーク~100分授業時間とGW~

近年、祝日も授業をやる大学が多いですが、2019年のゴールデンウィークは10連休が取れそうです。 www.daigaku23.com では、東京オリンピックを行う2020年はどうでしょうか? なお、東京オリンピックや東京パラリンピックの日程は次のようになっています。 オ…

教学マネジメント特別委員会の議論のまとめと気になる点のメモ

2018年11月に文部科学省の中央教育審議会で出された「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)(中教審第211号)」は、2040年の展望や高等教育が目指す姿、教育研究体制、そして教育の質保証と情報公開について記載がされています。 そして2018年1…

「まち・ひと・しごと創生総合戦略2018 改訂版」における大学言及箇所のまとめ

内閣官房・内閣府 総合サイトの地方創生のサイトに、閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略2018 改訂版」が2018年12月21日付けで公開されました。 本体などは下記から閲覧ができます。 www.kantei.go.jp ただ本体や今後のアクションプランは合わせ…

高等教育無償化に向けて、大学が確認・検討すべき事項(メモ)

高等教育の無償化が2020年度から始まります。ただ、これは給付が2020年度から始まるという事です。 無償化には、①無償化の支援対象者が要件を満たし、②該当の大学が無償化の対象となっている必要があります。なお、大学側は高等教育の無償化の対象大学となる…

経団連の大学への提案「今後の採用と大学教育に関する提案」の概略のマインドマップと所感

2018年12月に示された経団連の「今後の採用と大学教育に関する提案」で大学や学生に対して教育やキャリア教育の実施について求めています。1枚で提案が概観できるよう要点をまとめたマインドマップや要約マップを作成し、大学にいる立場として所管をまとめま…

私立大学の入学定員充足率と撤退

先日、松野弘先生の「忍び寄る「大学倒産」危機 2000年以降すでに14校が倒産している」という記事を拝見しました。そこで私立大学職員と大学職員ブロガーの立ち位置で自分であれば同様の内容はどう捉えて書いてみました。 www.newsweekjapan.jp なお、定員充…

2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)の要点のマインドマップと懸念点

2018年11月26日に文部科学省の中央教育審議会で大学分科会将来構想部会を中心に審議を進めたものが「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」として取りまとめられ、公表されました。 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)について…

高大連携に関する各県の事例等リンクのまとめ

中央教育審議会が平成26年12月に出した「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)(中教審第177号)」から、高校や大学は高大接続改革をどうしようかと試行錯誤しながら、もしくは…

財政制度分科会から見る高等教育や私立大学の将来~定員割れ大学の補助金~

2018年10月24日に開催された財政制度分科会の資料が10月25日に公開されています。 www.mof.go.jp この分科会では、「文教・科学技術」、「エネルギー、中小企業、環境、出入国在留管理・治安関係」「防衛」についての資料が配布・公開されています。 この「…

卒業時調査の方法と実態

平成30年度の私立大学等改革総合支援事業タイプ1では、新規の設問が沢山追加されました。今年度、該当の補助金を申請された大学はかなり苦労したかと思います。 www.daigaku23.com 新規の設問の中で、今回ハードルが高かったと思うものに「卒業時調査」があ…

2019年の大学のゴールデンウィークは10連休か

2019年は新天皇即位日に合わせて、来年に限り5月1日を祝日にするとニュースが出ました。さらに4月30日と5月2日も法令に則り、お休みになるとの事です。学生や大学関係者からすると、「10連休といっても、近年は祝日に授業やるから関係ないよね」と思う人も沢…

学生の学習時間と近年の大学改革の小道具

日本の大学生の学生の学習時間が足りないという意見は近年ずっと聞く話です。先日も下記のような記事が出ました。 blogos.com また溝上先生の書籍をあたると、確かに大学生からでは資質・能力は育たないという事が指摘されています。 大学生白書2018 ーいま…

大学の旅費とその考え方

企業でも大学の仕事で部署によりますが、たまに宿泊を伴った出張があります。その際は、各大学(もしくは学校法人)の旅費規程に則って旅費を処理することが前提です。 大学の旅費の比較 大学の旅費の考え方 大学には運営交付金や補助金が入っている 大学の…