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組織内での研修を考えるときに役立つ書籍

近年、組織内での研修の方針や計画、研修設計・実施をするだけではなく、組織外でもたまに研修の依頼をいただくことがあります。

その際、テーマに応じてその分野の書籍を参考にするのはもちろんですが、研修を考える・設計する際にいくつか参考にしている書籍があります。

言うまでもなく、ここに載せていない参考になる書籍もいくつもありますが、私が読んだ中で参考にしているものです。

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www.daigaku23.com

1.研修に関する書籍

まずは研修を考える上での基本書です。研修を考えるところ、準備、本番、フォローまで触れられている書籍です。

研修担当になった際に読んでおくといいと思いますし、研修の実施する際は、どのような準備をしたらいいのかも記載してあるので、手元においておくと便利な一冊です。

そして、研修を実施しても、「研修なんて意味あるのか?」と言われることがあります。そこで学んでおきたいのが研修転移です。

2.研修のツールに関する書籍

研修は、講師によるお話・講義だけを実施するのが非常に運営としては非常に楽なのですが、そのテーマに対する理解や課題解決などを目的とするとワークショップを実施することがあります。

ワークショップの場合、グループディスカッションだけではなく、様々なワークを検討し、最適だと考えられるものを実施します。

ただワークのツールといっても、いろんな手法がありますが、どうしても知っているKJ法などに偏ってしまいがちです。そのため、いくつかの書籍を参考にしています。

ビジュアルアイデア発想フレームワーク

ビジュアルアイデア発想フレームワーク

  • 作者:堀 公俊
  • 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
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まずこちらの本です。類似する本はいろいろありますが、この本がシンプルにまとまっています。詳しく知りたい場合は、さらに各ツールについて知りたい場合は下記の本なども参考にするといいかと思います。

3.その他

研修を考える上で、おさえておくべきなのはインストラクショナルデザイン(ID)です。こちらも様々な本がありますし、私もある研修で触れたことしかないのですが、教え方などは大変参考になります。

ただ研修は、組織が人材をどうなってほしいか、その為には何をすべきなのかを考えなから検討・実施するものなので、まずは組織内でコミュニケーションをすることが重要なのではないかと思います。