大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連の話題が中心。

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読了記録:残業学ー明日からどう働くか、どう働いてもらうか

残業の懐かしき思い出と今 新卒で入った最初の会社で配属された支店は、残業をつけていい目安時間は月10時間程でした。 それでも課全体では定められた利益目標額を達成していたので、月10時間ぐらいであれば上から文句を言われる数字ではなく、残業時間は多…

大学職員のブログと知識や経験をアーカイブ化すること

このブログを立ち上げてから、5年が過ぎようとしています。その5年間の間に、大学に関するブログがいくつも出てきて、そして数か月から半年ほどで更新がとまってしまったブログもいくつもありました。 大学職員のブログの位置づけ このブログははてなブログ…

高等教育無償化に向けて、大学が確認・検討すべき事項(メモ)

高等教育の無償化が2020年度から始まります。ただ、これは給付が2020年度から始まるという事です。 無償化には、①無償化の支援対象者が要件を満たし、②該当の大学が無償化の対象となっている必要があります。なお、大学側は高等教育の無償化の対象大学となる…

経団連の「今後の採用と大学教育に関する提案」要点マインドマップと所感

2018年12月に示された経団連の「今後の採用と大学教育に関する提案」で大学や学生に対して教育やキャリア教育の実施について求めています。1枚で提案が概観できるよう要点をまとめたマインドマップや要約マップを作成し、大学にいる立場として所管をまとめま…

私立大学の入学定員充足率と撤退

先日、松野弘先生の「忍び寄る「大学倒産」危機 2000年以降すでに14校が倒産している」という記事を拝見しました。そこで私立大学職員と大学職員ブロガーの立ち位置で自分であれば同様の内容はどう捉えて書いてみました。 www.newsweekjapan.jp なお、定員充…

文科学中教審「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」の要点マインドマップ

2018年11月26日に文部科学省の中央教育審議会で大学分科会将来構想部会を中心に審議を進めたものが「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」として取りまとめられ、公表されました。 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)について…

私立大学等改革総合支援事業や教育の質に係る客観的な指標を初めて担当する際の根拠資料に関する留意点

「私立大学等改革総合支援事業(以下、「改革支援事業」)」や経常費補助金の「教育の質に係る客観的な指標(以下、「教育の質指標」)」をはじめ、補助金は設問に対し、各部門や部署をまわり根拠資料をそろえます。 そのうえで問われている事項について行っ…

文部科学省中教審2040年グランドデザイン答申の「地域連携プラットフォーム(仮称)」の課題

2018年に生まれた子どもたちが、小学校・中学校・高等学校から大学へ進学し、大学を卒業する年で「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」が公表されました。 今回の答申の略称は「2040答申」か「府ランドデザイン答申」もしくは「グラデザ答申…

大学の実務家教員の育成プログラムに思う「淡い期待と予想」

2018年、実務家教員の議論や話題がかなり出てきています。 特にリカレント教育や学費無償化の議論の中で実務家教員のキーワードが見られています。 <過去関連記事> www.daigaku23.com また、2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申(案))でも…

専門職大学の平成32年度開設予定大学等認可申請の傾向と特徴

平成30年10月末に申請された大学等の設置認可について、平成30年11月7日に諮問が公表されました。 ※専門職大学の制度や概要は下記の記事を参照下さい。 <過去関連記事> www.daigaku23.com 専門職大学等の平成32年度の設置申請は、平成 30 年 10 月 23 日(…

高大連携に関する各県の事例等リンクのまとめ

中央教育審議会が平成26年12月に出した「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)(中教審第177号)」から、高校や大学は高大接続改革をどうしようかと試行錯誤しながら、もしくは…

読了記録:「ヘンな論文」「高大接続の本質」「文系大学教育は仕事の役に立つのか」

最近読んだ本の中での読了記録を久々に更新します。 ヘンな論文 ヘンな論文 (角川文庫) 作者: サンキュータツオ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/11/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 学生の頃は自分が所属する学部の教員しか知…

内部質保証と第3期認証評価⑤【私論】内部質保証は多様か

数年前、何でも解決してしまう魔法のステッキのように、大学ではIR(Institutional Research) がもてはやされました。 そして、IRに代わり、最近は「内部質保証」というワードが、IRのように魔法のステッキになりつつあると感じています。言い換えれば、「…

財政制度分科会から見る高等教育や私立大学の将来~定員割れ大学の補助金~

2018年10月24日に開催された財政制度分科会の資料が10月25日に公開されています。 www.mof.go.jp この分科会では、「文教・科学技術」、「エネルギー、中小企業、環境、出入国在留管理・治安関係」「防衛」についての資料が配布・公開されています。 この「…

卒業時調査の方法と実態

平成30年度の私立大学等改革総合支援事業タイプ1では、新規の設問が沢山追加されました。今年度、該当の補助金を申請された大学はかなり苦労したかと思います。 www.daigaku23.com 新規の設問の中で、今回ハードルが高かったと思うものに「卒業時調査」があ…

大学等の開設と事前相談の重要性

専門職大学の設置認可や取下げについて、大学関係者は想像した以上に取下げが多いと感じたと思います。 www.daigaku23.com その原因について、Betweenでは取材により事前相談について書いています。 between.shinken-ad.co.jp 2017年12月の文科省への取材で…

2019年の大学のゴールデンウィークは10連休か

2019年は新天皇即位日に合わせて、来年に限り5月1日を祝日にするとニュースが出ました。さらに4月30日と5月2日も法令に則り、お休みになるとの事です。学生や大学関係者からすると、「10連休といっても、近年は祝日に授業やるから関係ないよね」と思う人も沢…

学生の学習時間と近年の大学改革の小道具

日本の大学生の学生の学習時間が足りないという意見は近年ずっと聞く話です。先日も下記のような記事が出ました。 blogos.com また溝上先生の書籍をあたると、確かに大学生からでは資質・能力は育たないという事が指摘されています。 大学生白書2018 ーいま…

大学の旅費とその考え方

企業でも大学の仕事で部署によりますが、たまに宿泊を伴った出張があります。その際は、各大学(もしくは学校法人)の旅費規程に則って旅費を処理することが前提です。 大学の旅費の比較 大学の旅費の考え方 大学には運営交付金や補助金が入っている 大学の…

大学の公式キャラクターや関連のLINEスタンプまとめ

仕事で大学のキャラクターのLINEスタンプに関する話があり、どのような大学公式のLINEスタンプがあるかを「大学 公式」で検索をして調べてみました。調べてみると、学園祭や部活動の公式キャラクターのLINEスタンプもありましたが今回は除外しています。 今…

専門職大学の設置認可や取下げ、設置計画変更のまとめ

2018年10月5日に「専門職大学等の審査結果について」及び「平成31年度開設予定の大学の設置に係る答申について(平成30年10月5日)」が出されました。今回、認可されたのは高知リハビリテーション専門職大学のみであり、「審査の過程において申請の取下げが1…

大学の実務家教員の議論と懸念点

昨年あたりから「実務家教員」が政策文書の中でちらほらと出てきています。 例えば①工学部の組織編制に関する大学設置基準の一部改正、②高等教育の無償化、③2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申(案))あたりですね。 ただ、実務家教員といっ…

大学のWEB出願と課題~受験生にメリットあるWEB出願システムの必要性~

9月ぐらいから大学は入試シーズンとなり、大学によっては毎月入試が行われます。 入試を受けるには、一昔前は願書を書店で購入するという時代もありましたが、近年はオープンキャンパスで配布したり、Webで閲覧する事も出来るようになりました。 そして、所…

受動喫煙対策に関する大学の禁煙対策のメモ

各大学の総務や施設担当の職員は直接関係する事ですので、既に対策について動かれているかと思いますが「「健康増進法の一部を改正する法律」の公布について(通知)」が平成 30 年7月 25 日に出ています。 健康増進法の一部を改正する法律と大学 各大学の…

大学制度に関する文部科学省の今後の検討と大学の検討確認事項

2018年9月20日(木)に中央教育審議会 大学分科会 将来構想部会制度・教育改革ワーキンググループの審議まとめ(案)の資料が公表されました。 制度・教育改革ワーキンググループ(第19回) 配付資料:文部科学省 今までの議論をまとめたものであるので、新…

大学の情報公開と中退率公開の課題

大学の留年・中退率公開義務化が、現在中教審のワーキンググループで検討されているとニュースが出てきました。(H30.9.19引用) www.nikkei.com 今後の大学の在り方を議論する中教審部会のワーキンググループ(WG)は18日、各大学に対し、学生の留年・中…

大学職員のサジェストキーワード分析から見る転職系ワードの多さ

このブログは開設して5年目となります。そしてその5年間の間に、大学職員に関する様々なサイトやブログが開設されています。特に近年は大学職員の仕事や転職に関するブログが多いですね。 これについては、ここで是非を述べる訳ではありません。ただ、ふと…

新・放課後子ども総合プランと大学の学童運営

小1の壁という言葉を知っていますか? また、子どもが小学生になり、両親が働いている時の子どもの預け先の「学童」に待機児童がいる事も知っていますか? この点について、2018年9月14日に策定された新・放課後子ども総合プランには、放課後児童クラブ、所…

リカレント教育は大学を救うのか?

2018年度の文部科学省の高等教育における議論を見ていると、頻繁に「リカレント教育」のワードが出てくるようになりました。 2019年度文部科学省概算要求等の発表資料と国の方針 リカレント教育とは何か? リカレント教育の種類 リカレント教育の大学側の負…

大学の情報公開の現在までとこれから~法令と補助金の視点から~

大学は、自身の透明性を確保する為、また説明責任やステークホルダーに情報提供する為に情報公開を行っています。この情報公開について平成30年度は大きな変革が進みつつあります。 そこで、情報公開に係る近年の法令改正や高等教育政策の中での議論を踏まえ…