社会人になると研修を受ける機会が多くあります。
自分自身は最初の会社で1ヶ月研修所で研修があり、資格をとらされたり、営業研修、業界特有の端末操作などを学びました。
今は大学で働く身ですが、大学ではFD(Faculty Development)やSD(Staff Development)をすることが求められています。
大学によってFDやSDは多様な内容かと思うのですが、今回はこんなのやったら怒られるけど、あったらいいなと思う(妄想)研修がネタです。
- これだけはおさえておこう人間関係とOBOG
- 理事長のありがたいお話シリーズ
- 会議でのうまい立ち回りかた(職員向け)
- 大学政策と内閣府・財務省
- 会計検査院襲来!牛歩作戦発動の章
- 服務規定の解釈でここまでオシャレできる見極めかた(若手向け)
- 1発で通る稟議書の書き方
- 50年前からある大学の七不思議見学ツアー
- 情報戦を制するものが仕事を制す(職員向け)
- 所属機関への寄付の心得
- 返信する?しない?外部調査の判断
これだけはおさえておこう人間関係とOBOG
大学の組織において、人と人との関係性を把握することは非常に重要です。特にOB/OGは教職員問わず誰なのか、何期生なのかは確実に押さえておく必要があります。
また先生方の場合は出身大学(大学院)や同じ研究室かどうか、その学問分野でどういう立ち位置なのかも押さえておくと、トラブルがあったときに解決できる見込みがあるのか、それともないことにするのかといった事へつながります。
理事長のありがたいお話シリーズ
日々の業務は年度できちんとできることで精一杯で数年後、もしくは数十年後を考えることがあまりないかもしれません。
しかし経営側である理事長は、ずっと先を見据えていますので、どのようなテーマであれ理事長の話はありがたいものなのです。
会議でのうまい立ち回りかた(職員向け)
会議体によって、職員は陪席のみ、委員として参画するなど異なります。またキャンパスや学部が違うと組織文化も異なるため、一様の対応ではうまくいかないこともあります。
本研修では職員も正式に出席するいくつかの会議をケーススタディとして、どのように立ち回ればいいのかをレクチャーします。また講義のみだけではなく、演習も行います。
大学政策と内閣府・財務省
大学の外はいつも同じではありません。大学や学校法人に関する政策は様々な検討がされています。また今は文部科学省だけが検討しているのではなく、様々な力が働いています。
本研修では、文部科学省以外に高等教育政策に影響を及ぼす組織に焦点をあて、どのように情報を収集するのか、どのように分析するのか、独特の言い回しなどを学びます。
会計検査院襲来!牛歩作戦発動の章
大学の外部からの検査として、一番大きなものといっても過言ではないものは会計検査院の検査です。
本講義では、昨年度検査をうけた○○大学の担当者をお迎えして、検査の心構え、準備する物、当日の作戦などを伝授していただきます。
服務規定の解釈でここまでオシャレできる見極めかた(若手向け)
昔は制服があった本学ですが、今は服務規程に則った服装をすることが求められています。そこで先輩から、ここまでなら多分大丈夫という服装のラインを教えてもらいます。
1発で通る稟議書の書き方
昨年度と同じように書いたのに、稟議を差し戻された経験はありませんか?毎年同じ物を書けばいいわけではないのですが、稟議がなかなか通らないと気分も落ち込みますよね。
そこで演習を交えながら、どういう稟議が通るのかをみんなで分析して、実際に書いてみましょう。
50年前からある大学の七不思議見学ツアー
あなたは50年前から伝わる大学の七不思議を知っていますか?本研修では、大学に泊まり込んで、夜中に七不思議の各場所を巡り、大学の歴史を感じ、今後の大学について考えてもらう研修です。
情報戦を制するものが仕事を制す(職員向け)
大学で働いていて、単に作業だけしていればいいと思っていませんか?
仕事で求められる物は変化しますし、法令や政策によって変わること、新しくできる仕事もあります。そのためには日々の情報収集が欠かせません。
本研修では、ツイッターにいる大学職員アカウント(猫・狸)はどれが情報収集にいいのか、情報収集ツールは何があるのかを紹介し、最低限の労力で情報が集まり、整理する方法を習得します。
所属機関への寄付の心得
所属機関から寄付のお願いがきましたか?いつ、どのような方法で寄付をすればいいのか、それともしなくてもいいのか迷いますよね。本研修ではそんな悩みを解決します。
返信する?しない?外部調査の判断
大学には様々な調査がきます。調査元は国、研究者、企業など様々です。特に企業系の調査は督促が直接電話でしてきたりしますよね。
この研修では特に企業からの調査に対して、返信すべきかしないべきかをみんなで議論します。また今までの調査結果がどのように使われてきたのかも調べてみましょう。