大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

【スポンサーリンク】

読了記録:残業学ー明日からどう働くか、どう働いてもらうか

残業の懐かしき思い出と今 新卒で入った最初の会社で配属された支店は、残業をつけていい目安時間は月10時間程でした。 それでも課全体では定められた利益目標額を達成していたので、月10時間ぐらいであれば上から文句を言われる数字ではなく、残業時間は多…

高等教育無償化に向けて、大学が確認・検討すべき事項(メモ)

高等教育の無償化が2020年度から始まります。ただ、これは給付が2020年度から始まるという事です。 無償化には、①無償化の支援対象者が要件を満たし、②該当の大学が無償化の対象となっている必要があります。なお、大学側は高等教育の無償化の対象大学となる…

私立大学の入学定員充足率と撤退

先日、松野弘先生の「忍び寄る「大学倒産」危機 2000年以降すでに14校が倒産している」という記事を拝見しました。そこで私立大学職員と大学職員ブロガーの立ち位置で自分であれば同様の内容はどう捉えて書いてみました。 www.newsweekjapan.jp なお、定員充…

【図でわかる】2040年のグランドデザイン(答申)の要点のマインドマップと懸念点

2018年11月26日に文部科学省の中央教育審議会で大学分科会将来構想部会を中心に審議を進めたものが「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」として取りまとめられ、公表されました。 2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)について…

私立大学等改革総合支援事業や教育の質に係る客観的な指標を初めて担当する際の根拠資料に関する留意点

「私立大学等改革総合支援事業(以下、「改革支援事業」)」や経常費補助金の「教育の質に係る客観的な指標(以下、「教育の質指標」)」をはじめ、補助金は設問に対し、各部門や部署をまわり根拠資料をそろえます。 そのうえで問われている事項について行っ…

文部科学省中教審2040年グランドデザイン答申の「地域連携プラットフォーム(仮称)」の課題

2018年に生まれた子どもたちが、小学校・中学校・高等学校から大学へ進学し、大学を卒業する年で「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」が公表されました。 今回の答申の略称は「2040答申」か「府ランドデザイン答申」もしくは「グラデザ答申…

大学の実務家教員の育成プログラムに思う「淡い期待と予想」

2018年、実務家教員の議論や話題がかなり出てきています。 特にリカレント教育や学費無償化の議論の中で実務家教員のキーワードが見られています。 <過去関連記事> www.daigaku23.com また、2040 年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申(案))でも…

専門職大学の平成32年度開設予定大学等認可申請の傾向と特徴

平成30年10月末に申請された大学等の設置認可について、平成30年11月7日に諮問が公表されました。 ※専門職大学の制度や概要は下記の記事を参照下さい。 <過去関連記事> www.daigaku23.com 専門職大学等の平成32年度の設置申請は、平成 30 年 10 月 23 日(…

高大連携に関する各県の事例等リンクのまとめ

中央教育審議会が平成26年12月に出した「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について(答申)(中教審第177号)」から、高校や大学は高大接続改革をどうしようかと試行錯誤しながら、もしくは…

読了記録:「ヘンな論文」「高大接続の本質」「文系大学教育は仕事の役に立つのか」

最近読んだ本の中での読了記録を久々に更新します。 ヘンな論文 ヘンな論文 (角川文庫) 作者: サンキュータツオ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/11/25 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 学生の頃は自分が所属する学部の教員しか知…