大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

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令和元年度「私立大学等改革総合支援事業」タイプ1「特色ある教育の展開」に関するメモ(暫定版・9.26追記)

8月下旬に令和元年度「私立大学等改革総合支援事業」の調査の依頼が来ました。そこで昨年度の私立大学等改革総合支援事業のタイプ1の変更点と気づいた事をまとめます。なおQ&Aが出ていないので、暫定版であり、今後随時追記修正します。 なおこの事業のタ…

大学職員におススメの本~若手から中堅の大学職員の手元にあって欲しい本や大学職員を目指す人の参考本~

大学職員になって中堅といえる立場の自分ですが、比較的業務や自己啓発で様々な本を読んでいるほうだと思います。 そこで今回は新人から中堅の大学職員の人には、ぜひ個人の机の上、身の回りや部署に是非に置いておいて欲しい本をまとめました。基本的な知識…

大学のCAP制(キャップ制)とは何か?単位は何単位まで履修できるか?

今の大学は、履修できる単位数が定められたCAP制を取り入れている大学が殆どです。このCAP制は1単位45時間という大学の単位制度の実質化に関する議論と関連したもので、単位の実質化を求められている事や、大学の認証評価でも指摘されています。 そこで、CAP…

私立大学のガバナンス・コードの2団体の大まかな比較

2019年1月に学校法人のガバナンス改革についても書かれている「学校法人制度の改善方策について」が公表されました。 www.mext.go.jp この中の1つの項目「学校法人の自律的なガバナンスの改善・強化」に文部科学大臣所轄法人における中長期計画の策定とし…

大学の学修成果の把握と可視化の議論の要点~教学マネジメント特別委員会第7回資料から~

各大学等における教学マネジメントの確立に向けた方策(学修成果の可視化や情報公表の在り方を含む)について専門的な調査審議を行う教学マネジメント特別委員会の第7回が2019年7月29日に開催されます。 www.mext.go.jp この特別委員会は教学マネジメント特…

2019年度夏に行われる若手中堅の大学職員の学びの場のリンクまとめ

勤務先の人事担当者から、若手中堅の大学職員向けの夏に行われる研修について、参加しやすいものなどをまとめました。なお、日時順にまとめています。 これらについては事前申し込みが必要なものもあります。必ずリンク先の申込について確認をしてください。…

内部質保証システムに資するための自己点検評価は毎年行わなければならないのか

大学は、自ら教育の質の向上を不断的に取組み、教育等が適切な水準にあることを大学自身の責任で説明し証明する「内部質保証システム」を構築し、内部質保証を行う事が求められています。 この内部質保証は、PDCAサイクルが適切に機能しているかが重要であり…

大学組織や大学職員について、昔と変わった事

〇年前に大学職員になり、もう若手とは言えない立場ですが、ふと考えると10年前と今ではだいぶ大学、特に事務組織や大学職員に様々な変化があったように思います。 ただ今回書いたのは主観的なものですし、大学によって組織文化がありますのでどの大学も同じ…

学修成果の把握・可視化の方向性、概要と課題について~教学マネジメント特別委員会(第6回)の資料より~

令和元年7月5日(金)10:00~から中央教育審議会大学特別分科会教学マネジメント特別委員会の第6回が開催されます。※本記事は開催前に執筆しています。 この第6回の資料は7月4日(木)に公開されており、議題は「教学マネジメントに係る指針及び学修成果…

調整業務の難しさと内容について

仕事をする上で問題になりやすい・炎上しやすい原因の一つとして、調整がきちんと出来ていないという事があります。 自分の仕事の基本はルーチンワークだから調整業務なんてないと思う人もいるかもしれません。ただルーチンワークであっても、何かしら問題や…