大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

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大学職員として子育てと教育を考えてみる

大学で働いていると、高等教育に関する情報は多く入ってきます。

例えば昨今では高大接続改革から大学入試が大きく変わり、知識偏重型入試が変わろうとしています。

また大学教育でも、自分が学生の頃に受けた、数百人の教室にびっしりと押し込まれ、講義だけを受ける授業から、アクティブラーニングが行われ、単に知識だけ詰め込んで自分で整理し、それを自らの血や骨とするだけではなく、コミュニケーション力などがないと授業についていけないという事も聞きます。

そうすると考えるのは自分の子供にはどういう教育をしていけばいいのだろうという事です。

別に英才教育をしようとは思っていませんし、英才教育が出来る環境にはないのですが、せめて自分の子供には高校を卒業した際には、出来る限り選択肢があるようにはしてあげたいと思っています。

その為、我が家の子供の自宅学習のモットは学校で落ちこぼれない為に1年先までの予習はしっかりやることとしています。

また、もし今の小学生が大学に入学する時、例えば10年後は大学は統廃合や撤退などでだいぶなくなっているかもしれませんし、進学先として日本の高等教育機関だけではなく、海外の高等教育機関やオンラインでトレーニングを受けることが一般的になるかもしれません。

さて、社会の変化が激しく、教育が今後どうなるか分からない中で、子供の教育はこれが正解というものはありませんし、子供の向き不向きがあります。でもこれだけはやっておきたいと思うものは英語教育と文章表現力や自分の考えを表現する力があります。

子育てと英語教育

2019年現在、大学入試で外部英語検定試験を使うかどうかで、問題がいくつも出てきています。ただそうはいっても、大学入試には英語はありますし、今のままだと受ける大学や入試形態によっては英検を使うこととなりますので、小学校卒業までには英検に慣れるぐらいはしておきたいとも感じています。

また2020年度から小学校では英語の授業として3・4年生は外国語活動、5・6年生は英語が始まります。小学校の授業だけで英語が出来るようになるかというと、かなり難しいと考えていますので、そうすると早期から英語教育を無理のない範囲で親子で頑張っていくかを考えないといけないなと感じています。

子供の文章表現や自分の考えを表現する力

いつも試行錯誤しているのがこの文章表現力や自分の考えを表現する力の涵養です。この理由として例えばグループワークやディスカッションでは自分の考えをまとめ相手に分かりやすく伝える力も必要でしょうし、現在試行錯誤中の高校のポートフォリオは自分の成果や体験を文章化し、それを書き溜めていく必要があります。

そうなると必要になる力の1つとして、自分の考えや思った事を文章にする力であり、それを親としては伸ばしてあげられるよう、子供の考えを引き出す質問をしたり、文章を読ませて、400字程度の作文を書かせたりすることをやってみています。

終わりに

もちろん自分は大学職員という立場ですので、教育の専門家ではないですが、昨今の教育改革を見ていると、子供が将来に役立つ、幅広い選択肢が選べられるような教育をしてあげたいと考えているのです。

ただもし子供が「博士後期課程に行きたい」といったら、父親としては、お前の研究成果を出せ、話はそれからだと言ってしまうかもしれません。