大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

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何も変えられない文句を言うだけの人と信頼の重要性

自分の周りに常に職場や上司や部下の文句だけを言う人はいないでしょうか。また文句だけは言うけど、修正・改善・改革の為に何もアクションすらしない人はいないでしょうか。 

でも、何かを変えるには信頼性を得るしかなく、文句だけを言って何も行動出来ない人は文句を言い続けるだけで何も変わらないと思っています。

大学の事務組織と内向き

大学の事務組織はどちらかというと閉鎖的、もしくは内向きの組織です。学生や教員との接点はありますが、大学外の人とはBtoCの仕事をしている人と比較すると関わる人の数は格段に少ないでしょう。だからこそ、組織やそこに居る人々にも目がいってしまうのは仕方がないことかもしれません。

文句を言うのは誰でも出来る

職場や人に対して文句が多い人を見ていると、文句は言うだけで常に何も変わらない事にさらに文句を言うと悪循環に陥っている人がいます。そういう人を見ていると、こんな感じかなと思います。

  • 努力はしているけど空回りしている
  • 自分の努力や能力が正当に評価されていないと嘆いている
  • コミュニケーションスキルやコミュニケーションの問題

一言で表すと「要領が悪い」と言えるのかもしれません。

変えるには信頼を得ることから

自分自身は大学職員になる前は少し企業で働き、中途採用で今の職場にいます。入職する際に人事担当者に口酸っぱく言われたのは、「企業から大学という組織で働くと、ここが変とかオカシイとか思う事は沢山あると思う。でも君たちはまだ若いし、大学という組織の中では声をあげても大きな変革をする事は難しい。まずは信用を得ることからスタートしてください」といったものです。 

これは今の年齢になると至言だなと思います。信用を得ないと「あの人は文句ばかりで、仕事しないし、変えなくてもいいじゃないか」と言われても反論ができないのです。 

信用を得るにはどうするか

では信用を得るにはどうするのでしょうか。これは組織によって異なるでしょうが、私は日々の態度、仕事ぶり、専門知識などが関係してくると感じています。

日々文句を言う人は信用されやすいかというと疑問ですし、常に「私には出来ない」や「私には分かりません」とやる努力、知る努力をしない人は周りから信用されるかというと中々難しいのではないでしょうか。

何かを大きく変えるというのは、正論であってもそれがすぐに決まる訳ではありません。だからこそ、日々の信用の積み重ねが大事だなと思っています。