IRが行う仕事として、データ収集・データ精査・データ集計・データ分析・報告などがあります(この辺りは、大学やIRの立ち位置などによって異なります)
この中でデータ報告については、既にこのブログでもIRにおけるレポートや報告書においてチェックすべき事を整理していきました。
さて、自分がデータを情報に変えて報告する際にどのように分かりやすく伝えられるか、参考にしているものとして、図解やインフォグラフィックスといった本を参考にしています。 例えば、少し前の本ですが仕事をする上で図解についてはこんな本を読んで参考にしています。
あと図解だけでなく、情報やデータを視覚的に表現したインフォグラフィックというものがあります。これはIRだけではなく、仕事をする上で、レポートに挿入する図を作るときや、組織図などをわかりやすく書く際にも、考え方や手法は参考になります。入門書として読んだ中で、是非、下の本を読んでおくといいかと思います。 ただインフォグラフィックスは一から図やデータを作るとかなり大変かと思いますので、素材集なども使うのは一つの手かと思います。
インフォグラフィックスのやり方を読んでから、手元に小型のホワイトボードかメモ帳に下書きしてから、図を作るようになりました。
あと大量のデータを可視化したデータビジュアライゼーションもあります。ただデータビジュアライゼーションを学ぶよりは、インフォグラフィックスのほうが自分にとってはIRだけではなく仕事への汎用性が高かったです。 ただデータを綺麗に魅せるパターンは見ていて非常に楽しいです。
データビジュアライゼーションのデザインパターン20 ?混沌から意味を見つける可視化の理論と導入?
- 作者: 鈴木雅彦,鈴村嘉右
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2015/04/21
- メディア: 大型本
- この商品を含むブログを見る
あとkindleでこんな本も買って、データを綺麗に見せる方法も参考にしています。
さて、図解やインフォグラフィックスは、言うまでもなくTPOに合わせて使う必要があります。プロジェクトの報告書や執行部への文書などは図解までですが、データの分析レポートや日常業務での資料作成はインフォグラフィックの要素を活用したりしています。まあインフォグラフィックにこだわらず、データをどうわかりやすく見せるかは常に心掛けないといけないと思っています。(そうすると色彩やデザインの勉強も少ししたい所ではあります)