コロナ禍から日常に戻り、この夏は今までオンラインが多かった研修関連が対面に戻りつつあります。そして夏はいくつかの規模の大きい研修が実施されます。
「研修なんて」と思う人もいますが、知識だけではなく、外部との人間関係を作っておくことはその人自身のキャリアにとってもプラスの影響を与えることが多くあるでしょう。
また管理職にとっては、部下を育てることは職務であり、日常の経験学習だけではなく、非日常の中での学びやネットワーク構築も応援したいものだと思っています。そもそも研修なんて、すぐに効果が出なくてもいいですし、お金がないならどうにかするのが上司の役割だと感じています。
さて、本題ですが本記事では対面・オンライン問わずオススメのものをまとめています。
SPODフォーラム2023
毎年度四国、今年は愛媛大学で行われるSPODフォーラムです。久々の対面開催で8月23日~25日に愛媛大学で開催されます。
https://www.spod.ehime-u.ac.jp/forum/
私自身も過去に何回も参加しましたが、SPODの特徴は多様なテーマ、演習が多く行われ、自分で好きなテーマを受講し、広く深く学べる研修が挙げられます。
また各プログラムには詳細のシラバスが用意されていますので、到達目標なども明確であり、プログラムを選択する際に大いに参考になります。
なお、朝から夕方までプログラムが用意されていますが、全て演習のプログラムを受けるとクタクタになります。
そして四国地区大学教職員能力開発ネットワーク」 加盟校以外では参加費1万円で、3日間フルに参加してもこの値段でいいのかと毎年思っています。
<SPODフォーラムの紹介はこちら>
大学経営基礎講座
今年開講される履修証明プログラムです。
内容をみると、若手・中堅(になりたて)ぐらいを想定されており、大学で働く上で理解しておくべき内容を60時間かけて学ぶプログラムです。
東北大学の履修証明プログラムはいくつかあり、自分もあるプログラムを修了しましたが、このプログラムの特徴はオンラインでできること、さらに受講料(8万)が格安ですよね。(地方の研修に行ったら、旅費だけで8万ぐらいかかりますし)
なお、プログラムを修了するとオープンバッジが交付されるとのことです。
<過去関連記事>
八王子コンソーシアム 第12回FD・SDフォーラム
こちらも毎年度実施されている研修です。
今年は8月22日~23日で実施で、毎年度SPODフォーラムと日程が重なり、どちらに参加しようか悩むます。
今年のテーマは「大学の生存戦略~教員・職員が今考えること~」とのことです。
大学行政管理学会第27回定期総会・研究集会
こちらも毎年度実施されており、今年は9月2日(土)・3日(日)に東京の文教大学 東京あだちキャンパスで開催です。
大学評価コンソーシアム 大学評価・IR担当者集会2023
今年も開催されます。場所は博多でいくつかセッションが開催されるそうです。