(今回はコラム風で、データや根拠資料もなしです)
若い職員さんと話をすると、「学生の為に~~~」と目をキラキラさせて、大学職員になった理由を話してくれます。
ここ数年入職した職員は、なぜか人気職の大学職員を高倍率の中、職員に採用されているので、能力も意欲も高いです(その芽を伸ばしてやらないといけないですが、大学はそういう芽を潰すのは得意です。だから、中堅職員など誰かが体を張って守ってやらなければと思っています)
話は戻りますが、大学職員というと、「皆、学生が好き」というイメージを、特に学生と直接応対する部署の人は持っていたりする事が多いと思います。もちろんそれは大事な事であり、仕事への原動力となっている事もあるでしょう。
以前とある勉強会で、「みんなは学生が好きだから、この場にいる(勉強している)のですよね!」と発言された方がいらっしゃいました。おそらく、その職員さんの仕事や勉強する原動力は、「学生」なのでしょう。
ただ(批判はあるかもしれませんが)自分はその言葉に違和感を持っています。「生活」の為に(将来への不安や危機感から)、仕事やスキルアップのために勉強している職員も少なくないはずです。(自分はどちらかというとこちらの部類に入ります)
まとまりがなくなってきましたが、要は大学職員も多様な価値観をもっていて、仕事の原動力が「学生」とは限らないという事です。
そういえば、この議論は職員からの目線だけど、学生はどう思っているのでしょう?実はもっとドライな考えをしているかもしれません(学生が好きとかどうでもいいから、授業料払っている分、自分達のために働けとか・・・。)