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子供が博士になりたいと言ったらどうするか

 人工皮革を製造・販売する化学メーカーのクラレが小学校に入学する子供とその親を対象に行った将来就きたい職業に、男の子は「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」、男の子の親は「公務員」、女の子の親は「看護師」という結果があります。

www.kuraray.co.jp

自分自身も子供を持つ親であり、子供には自分の思うようにして欲しいという気持ちがあります。ただ先日こんなツイートをしたらちょっと反応が多かったので少し掘り下げてみたいと思うのです。

博士になるということと勉強を続けることがよくわからない

子供は恐竜が大好きです。もう2歳ぐらいから恐竜が大好きで図鑑をずっと読み、映画のジュラシックワールドシリーズは同じものを飽きずに何回も見て、小学校入ってからは古生物学者である北海道大学の小林先生や他の先生方の本を読み、将来は小林先生みたいな恐竜博士になりたいと言っていました。

でもここ最近、「恐竜博士になれるかはわからない、大学行っても研究者になれるとは限らない」と言うようになりました。これは何故なんだろうと思うと、ある時子供に「恐竜博士になるにはどうしたらいいか」と聞かれたときに、「中学校、高校、大学、出来れば大学院に行こうね」「博士になっても勉強し続けるよ」と話したことがきっかけではないかと思います。

まあ博士課程がどうのこうのとか、博士号をとったあとのキャリアパスがどうのこうのとかの話はしてませんしが、研究は楽しいよということも話はしています。 

そもそも小学生には大学院というものはイメージ出来ないですし、子供にとって何年も勉強をし続けるということは想像できない、到底無理なことと思っているようです。

それが「大学にいっても」の発言に結び付いたのではないかと感じています。そうはいっても未だに恐竜は大好きですし、将来どうするか、どうなるかはまだまだ分かりません。

博士になりたいという夢と親が出来ること

博士になりたいからという訳ではないですが、子供が好きなものに親は何が出来るだろうかと振り返ると恐竜に対してはこんな事をしていると思います。

  •  知識・理解を深める
  •  他の分野の勉強
  •  仕事は多様であることを教える

興味や知識を深める

子供が知りたいと思っても触れられる情報はごく一部です。そこで親として、子供の興味や知識を深めるために、楽しみながら学べる機会作りをしなければと思っています。

恐竜や古生物に関する本は沢山あります。子供向けの入門書、図鑑、中高生向けの本、専門書など様々ですね。今の子供の語学力も踏まえつつ、面白そうな本はどれだろうと一緒に選ぶことは結構しました。ただある程度の専門書になると、そこらの本屋にはないのですよね。

また恐竜のイベントや講演会に連れていったり、全国各地にある恐竜展示がある博物館に行ったりしました。

特に日本全国には恐竜などが展示してある博物館が沢山あります。有名なのは世界三大恐竜博物館である福井県立恐竜博物館でしょう。福井県立恐竜博物館はもちろん行きましたし、上野の国立科学博物館の恐竜展示コーナー、群馬県神流町にある恐竜センターやその近くにある恐竜の足跡、全身骨格化石が見つかった北海道むかわ町、熊本県御船町や天草市御所浦島、さらに台湾でも博物館にいって恐竜展示を見に行ったことがあります。

特に楽しかったのは熊本の天草市にある御所浦島で白亜紀の地層を見たり、化石発掘をし、御船町の恐竜博物館、阿蘇で自然にふれたところですね。

家で本を読むのもいいけど、実際に日本各地に出向いて、色んなものを見るということを出来るだけ大事にしていますが、新型コロナウイルスによりこれは当面難しそうですね。本当は世界三大恐竜博物館の1つのカナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館に今年行く予定だったのですが、これも数年先になりそうです。 

他の分野の勉強もきちんとする

恐竜だけ詳しくても、基本的な勉強が出来なければ学問をするには大変な困難が出てくるでしょう。そのため、きちんと学ぶべきことは学ぶ、予習は1つ上の学年を目途とする、ただし英語は小学校卒業までに英検3級あるいは準2級レベルを目指すこととしています。

英語については、どこかで古生物学の先生が「英語が出来なくて困ったことがある」というコメントをみたので、早い内から困らない程度の英語力を身につけようと子供と相談しながら、海外で英語にふれるなどもしています。

恐竜の仕事をするのは、博士(研究者)だけではないことを知ってもらう

恐竜のイベントや博物館に行くと、恐竜というキーワードがあるけれど様々な分野で働いている人がいます。例えば化石発掘では学芸員の方々には色々と教えていただきました。親としては、恐竜に関わるイベント等を通じて、色んな人達を見る事で、色んな仕事があるなと感じて欲しいと思っているのです。

特に熊本の御所浦島では学芸員の方々に化石や恐竜のことについて多くのことを教えてもらいました。恐竜が好きな場合はこういう仕事もあるんだよと話をした事もありますので、もう少し成長して、まだ恐竜に興味があったら、こういう事も覚えておいてほしいなとも思います。

おわり(余談)

もしこのまま大学院に行きたいといった時jは、好きな勉強・研究ができるような環境は整えてあげたいとは思うのです。そうすると先立つものなんですよね。今から学費を積立しないといけないですね。