大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

【スポンサーリンク】

ブログを書くときの基本的なルール

わざわざこんな事を書かなくてもと思うけど、基本としてまとめておきます。ただこういうのは読んで欲しい人には届かないのはジレンマではありますね。

ブログは好きな事を書く事がオリジナリティに繋がるし、面白い

世の中のブログの書き方とかを見ていると、検索ワードを調べて、読まれやすい記事を作ろうとか検索結果に出やすい記事を作ろうとか出てくることが多いです。でも、検索しやすさだけを考えた記事は金太郎飴みたいではっきり言って面白いですかね?
どの記事見ても同じような事を書いてあるし、結論はアフィリエイトありきなんて単なるデータと電力の無駄遣いでしかない!

自分の興味・価値観・体験等を踏まえて好きな風に書くからこそ、自分自身でも他人から見ても面白い記事になるのではないでしょうか。

このブログははてなブログのサービスを使っているけど、はてなブログは好き勝手書いている人が多く、面白い記事が多いと思っています。またアメーバーブログも同じような感じだけど、何か新興宗教くささもあるブロガーもいる印象がぬぐえない感じ、ワードプレスで作ったブログは商売臭さを感じるものも少なくないですね。

読みにくい記事のデザインとはどういうものか?

インターネットで情報収集していると、明らかに読むことをやめさせたいのかと思う記事にぶつかることがありませんかね?例えばこんな点があります。

  • 記事を分割しすぎ
  • 記事の真ん中に広告や不要なものを入れすぎ
  • 太字や赤字ばかりでどれが重要か分からない

とりあえず3点あげてみました。

1つめは記事を分割しすぎなサイトやブログです。これは特に週刊誌系の商業サイトで多い気がするけど、数千字程度のボリュームの記事なのにページを5つぐらいに分割して何回も記事をクリックし読み込まないといけない。「お前はそこまでPV数を増やしたいのか!」と言いたくなり、よほど興味がないと1ページ目で離脱してしまいます。長い記事ならいいけど、それなら見出しつけるなり、読みやすいようにしましょうよ。

また広告収入を前面に押し出してきて、記事の真ん中どころではなく、数百文字おきに広告を挟むブログやサイトがあるけど、あれもスマホで読むときに邪魔でしょうがないのです。もうそんなブログ記事はタイトルに記事と広告の量が1:1ですとか事前に書いておいてほしいぐらい、読み手の事を考えていないのだなと思います。そしてそういう記事に限って、読み終わると「???」というものが多いように思うのです。

最後に、重要な個所は書く側で太字や赤字、あと下線を引くことについてです。太字・赤字・下線などは、ここだけ読めばこの記事で言いたい事や重要な個所は分かるよという印だと自分は解釈しているけど、たまに80%ぐらいが太字や赤字の記事があって、「ほとんど重要だという事はわかったけど、分かりにくいから、より重要な所だけにしてくれないかな」と感じます。というより、書き手側の実力がなくて、重要な個所が判断できないだけかもしれないです。

引用は正確に行う

ブログで他サイトや文献から引用する事が多くあるかと思います。本ブログも高等教育や大学関係に関して書いている事が多いので、文部科学省のHPや論文等から引用させていただく事も少なくないです。

引用のルールは大学で教わる基本的な事ですし、示し方は学問分野によって異なります。ただ最近、目に余るのが引用としておきながら、転載に近いレベル(あるいは転載)で元文献からひっぱっているケースです。引用部分と自分の意見の主従が逆になっている訳ですね。

サイトやブログを引用するにあたって、リンクをつけてあげると読み手も分かりやすいですし、(特にサイトやブログの場合は)引用元もリンクされると分かって嬉しいものです。 

転載しまくりのあるブログでは引用するには事前に連絡と書いてあるものがありましたが、原則として引用元から許諾は必要ありません。(むしろ、転載しまくりで孫引きになりそうで怖くて引用なんてできません)

転載はばれるもの

自分の意見として書いておけば転載しまくってもバレないだろうと思いきや、最近はインターネットで無料の簡易なコピーチェックが可能です。それ以前に、他の記事ではこの程度の理解なのに、この記事だけは文体も違うし、こういう思考はできないと感じるブログがあります。この執筆者でこのレベルの記事は書けないだろうと感じる事もたまにあり、そこからコピーチェックをすると転載がばれるケースも聞きます。転載はすぐにばれますよ。

終わりに~ブログを書く事は、大学での学びが活かせる~

ブログを書くこと自体は、大学で学んだ基本的な情報収集能力、ライティング能力がそのまま使えるものです。ただ先ほども書きましたが、学問分野によってルールが異なる事もあるので、自分が学んだルールでいいと思うのです。

また転載して記事を書いて公表しても、コピペ記事は読んだら分かるし、インターネットの検索結果からも評価が低いので労力の無駄なんですよね。