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勉強会の参加者として心掛ける事、心掛けて欲しい事

はてなのトップページにこんな記事が出ていました。

kmizu.hatenablog.com

自分も勉強会を開いたり、ある会の運営として参加したり、一参加者となることもあります。そこで上記エントリーを読んで、さらに自分の思う所を書いてみます。

とりあえずの予約は止めて欲しい

大学関係の勉強会は、大学やどこかの組織がやるものがあり、どこからの補助が出ているものもあります。一方、運営者が手弁当でやっている勉強会も少なくありません。 

そういう勉強会はスタッフや会場の関係から規模はあまり大きくありません。でも人気ある勉強会だと予約開始をして半日も立たずに参加受付を締め切るという事もあるのですよね。 

ただそういう勉強会に出ていると、欠席者がちらほらいる事があります。大概は仕事で行けなくなりましたという理由が多い気がします。

まあ仕事ならしょうがない部分はありますが、ただ出来る限りそういうのを調整してから申込をするのが基本だと思うのですよ。 

仕事の調整が出来ずに毎回申し込んで毎回とも「やっぱり欠席します」となっている人がいると、この人は意欲あるけど仕事の調整が出来ない人なんだなと感じます。

もちろん勉強会ばかりで仕事そっちのけの人は、困ったなというケースもありますね

とりあえずの参加は止めて欲しい

これ、SNSやブログでも何回も言っていることです。近年の大学の補助金関係では、〇〇の勉強会に出ることにより、補助金額が増える可能性があります。その為、とりあえず参加だったり、参加証明が欲しくて来ましたみたいな雰囲気の人がいます。そういう人は見ていると何となく分かるのですよね。

ある方が、御朱印集めやらスタンプラリーと言っていましたが、参加するからには積極的に質問などをして、何か一つでも持ち帰って欲しいと思うのです。 

とりあえずの自習は止めて欲しい

勉強会に運営側として会場の後ろのほうに立っている、もしくは参加者として会場後方に座っていると、パソコンを開いている方を結構見かけます。「あぁ~記録やメモを取っているのかな」や「発表されている関連の情報を調べているのかな」と思いきや、どうもそうではなく単にお仕事をしているのです。 

急な仕事が入った場合とかやむを得ない場合がありますが、勉強会の会場はコワーキングスペースではないのですから…。

でもたまにやりたくなる気持ちは分かるし、メールとかチェックしてしまうのですよね。

必要なものは自分で用意する

学会などでは、大学が会場の事も多く、Wifiなど使わせてくれる大学も多いです。ただ必ずしもネット環境や電源などが用意できる訳ではないのですよね。

発表者はネット環境などが必要であれば、運営側としては努力しますが、参加者から要望を受けても善処はするけど、難しい事もあるのです。まあ運営側は募集要項にその旨も書かないといけないのかなと最近は思っています。

終わりに

ただこんな事をグダグダいって参加のハードルを高くするだけなのも違うのかなとも考えています。運営者と参加者とも双方に利のある場にするにはどうしたらいいか、お互いの事を考えていかないといけないと感じます。