大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

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社会人や大人になっても学ばないといけないのだろうか

このブログは大学で働く一大学職員の学びや思考のメモを公開しているブログです。

ただ自分は大学生の頃は、勉強は好きではなかったし、社会人になってからも勉強はする気がなかった何処にでもいるサラリーマンです。

でも今は、マイペースに仕事や関連領域について学び、それらをブログを通じて発信するようになりました。毎週新たな事を学んでいるわけではないので、ブログを毎週1記事は書くのは面倒なこともあるのですが、それでも6年近くブログをやると、色んな記事を書き、そこから色んな話もいただくようになっています。

そこで感じるのは、「社会人になったら学ばなくてはいけないのか」という事です。「学ぶことは個人の選択の自由だからどちらでもいいよね」と思うのですが、人生を充実させる一つの手段として大人にも学びがあるのではないかと思います。

 

社会人の学びは自己責任

ただ社会人の学びは、自己責任でやるもやらないも自由だと思っています。成人している人が義務教育の時みたいに、無理やり勉強しないといけないなんて馬鹿らしい話です。

ただ、勉強した、していないに関わらず、その結果については自分で責任を持たないといけません。「他人に言われなくて勉強しなかったけど、自発的に勉強していたアイツが仕事でいい待遇を受けるのは不公平」と思っても、その結果は運と自分の選択によるものです。

社会人の学びは、組織の為でないといけないのか?

社会人の学びで話をすると、組織に貢献できる学びでなくてはいけないと言われる時があります。ただ組織から強制されるものであれば、組織が時間やお金を融通しなければならないと思います。

自発的に学んでいる場合は、組織ではなく、自身のライフプランやキャリアプランに役立てればいいのではないでしょうか?組織が何も支援もせずに、組織の為に役立てというのはちょっと違いますね。もちろん勉強した成果が仕事に活かされ、その結果がきちんと出世や昇格に反映されることが明文化されているのであれば、その限りではないでしょう。

ゴールが見える学びは楽

学び直しでも資格を取るとかの学び直しは、目標が決まっていて、やる事も決まっているので非常に楽です。また自分がなりたい姿や将来の目標がある場合も何をすればいいかがある程度は明確になっているので、やる事が決まっていると楽ですね。ただ大変だけど楽しいのはゴールが見えないけど目標がある勉強です。

何故大学職員は学ぶべきか論を思う

最近、大学職員と学びについて話を聞く機会がありました。でもああいう場だとどうしても組織がとか、社会情勢がとかで、個人に利がある事はタブーになりがちな気がします。

実際、もっと利己的であってもいいのだと思うのですけど、どうも目的が何であれ勉強している事を公表すると何かを言われる組織文化がある所もあり、建前の理由として組織に利がある事を言わないといけないような雰囲気をたまに感じます。