社会人になったら勉強から解放されるかと思いきや、社会人になってからも仕事をする上で新たな業務知識が必要になり、結局ずっと学ぶ事は続くのだなと感じています。
自分が昔、働いていた業界でも業界内で研修とかありましたが、大学職員になってもう〇〇年経ち感じるのは「大学職員の研修や勉強会はかなり豊富だな」という事です。
ただ大学職員の研修や勉強会はやってはいても、日常業務では中々情報が入ってこない環境にいると参加する機会さえありません。
ではどうやって研修や勉強会の情報を探したらいいのでしょうか?
検索は研修ではなく、勉強会や会議で調べる
「大学職員 研修」とGoogleで検索すると、検索結果で出てくるのは企業等が行う研修プログラムです。
これらは研修として質の高いものもあるでしょうが、有料の研修が多く、値段がそれなりにするので、自腹で研修を受けるのは中々難しいかもしれません。
そこで「大学職員」+「研修」ではなく、「大学職員」+「勉強会」or「会議」or「セミナー」などのキーワードで検索したほうが、色々と検索結果が出てきます。
こちらは有志でやっている勉強会や団体、大学関係機関等がやっているものが多く出てくる印象があります。
SNSを活用する
いくつかの大学職員の勉強会は、活動報告や記録のためにTwitterやFacebookのページを持っています。これらは通常のGoogle検索でも表示されるのですが、それぞれのSNSから検索したほうが、見つけやすいです。
またいくつかの大学職員のツイッターアカウントを見ておけば、彼らがおススメする勉強会等の情報が得られる場合があります。
口コミや知り合いから
先日参加した某会で入職してまだ数か月の人たちに「どこから、このような会がある情報をもらったの?」と聞くと「先輩職員や知り合いから」という人が何人かおりました。
知っている人からの紹介だと安心できますし、勉強会の雰囲気も分かります。これが重要だと思っていて、昔、何も知らずに某会に参加し懇親会まで出たら懇親会の伝統があって、これは若手や中堅の大学職員には勧められないといったものもありました。
〇〇さんが関わっている会だから、安心して参加できるよと言える研修や勉強会もありますね。
所属大学が加盟している連携機関やコンソーシアムを調べる
地域によっては、地域内の大学がコンソーシアムを組んでいたりします。そこでは大学職員向けの研修も行われています。
また他地域であっても研修に参加できる場合があります。例えばSPODのSPODフォーラムや大学コンソーシアム京都の(一部の)研修プログラムは加盟大学の職員でなくとも参加出来ます(その場合は、参加費が多少高い場合もあります)。
最後に
大学職員が研修や勉強会に参加する是非というのは様々です。ただ周りが何を言おうと、業務で参加したのであれば、そのうち仕事に役立てばいいですし、個人で参加したのであればそれについて周りがとやかく言う権利はありません。
また勉強や研修は組織の為になるようにしないといけないと主張する人もいますが、自分の為でもいいと思うのです。自分のキャリアや仕事は自分で何とかしないといけないです。
いきなりその会に入会する必要はない
いくつかの勉強やネットワーク構築を目的とした会は、入会で会員の制度を取っている場合があります。ただ会員でなくとも、その会主催の会に参加できることはあります。
一度~数回、非会員の扱いで参加してみて会の雰囲気を確認してみる事をお勧めします。入ってみたら、どうも人間関係や雰囲気が合わないというのはよくある話です。