大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連の話題が中心。

【スポンサーリンク】

読了記録:「大学教育と読書」「アカデミック・ハラスメント」「健康格差」他

以下の本を読了ししました。

 1冊目は、「大学教育と読書 大学生協からの問題提起」である。

全国大学生活協同組合連合会の本である。そもそも連合会は学生の実態調査を行っていたり、(全てではないが)各大学生協の書籍販売についても把握しているはずなので、これらのテーマは非常に関心が高いのであろう。

この本で語られているのは、学生の読書数の実態だけではなく、読書をコアとしたリーディング・テクニックや授業実践、ラーニングコモンズといった事例や解説もあり幅広い。

この本で印象なのは学生と大学側が考える何の本を読めば読書とするかといった認識の差である。それとなく、感じているものであるが、近年は学修行動調査などにも読書時間を聞いているものもあるので留意すべき事項であると感じる。

大学教育と読書―大学生協からの問題提起―

大学教育と読書―大学生協からの問題提起―

  • 作者: 玉真之介,全国大学生活協同組合連合会教職員委員会
  • 出版社/メーカー: 大学教育出版
  • 発売日: 2017/10/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

 

2冊目は「アカデミック・ハラスメントの解決」である。アカデミック・ハラスメントの事例だけではなく、背景となる学問研究についての解説やハラスメント相談員の役割、組織としてどのように対応するのがいいかといった考え方や方法も示された良書であった。 特に学問分野の背景を踏まえたハラスメントが何故起こるのかは、所属機関にない学問分野について、勉強になった。

 

3冊目は「健康格差 あなたの寿命は社会が決める」である。

健康格差について、社会的な背景をふまえながら事例の紹介や解説がされている。

これを読むと、健康を維持するには、経済的な側面だけではなく、健康を定期的にチェックする環境に身を置いていること(健康診断を受けていること)、健康について適切な情報を得る機会を持っていること、健康のために自身の資産を投資する余裕が必要であるということを改めて考えさせられる。 

健康格差 あなたの寿命は社会が決める (講談社現代新書)

健康格差 あなたの寿命は社会が決める (講談社現代新書)