2018年に新しく出たiPad(第6世代)を買いました。iPadは第2世代とiPadmini第2世代を持っているのですが、前者は実家へ後者は子供がたまに使っています。今回、購入に至ったのは、アップルペンシルが対応となった事、そしてPDFデータを隙間時間に読まないといけなくなった事があります。
PDFを読むときのアプリ
購入したのはsimフリーの32GBモデルです(容量はクラウドがあるのと、iPhone8が256GBなので、そこまで求めてないのもあります)
さて、iPadでPDFを読む際は何のアプリを使うかをいつも迷います。iPad miniの時はPDF Expertを活用していました。
このアプリでDropboxやiCloudと連携して、ハイライトやコメントを書き込んでいました。
ただいくつかのPDFの文書を比較したりするには、データをいったりきたりしなくてはならず、そこはちょっと不便でした。
Liquid Textの使用
そこでLiquid Textというアプリを使っています。
このアプリは、PDFデータの文章やグラフを抜き出すことが出来るアプリです。
例えば文部科学省の質的転換答申の概要資料をこのアプリで読み込んでみます。(下図参照)
左側がPDFデータで左側が抜き出したテキストと画像です。任意のテキストを右のワークスペースに抜き出し、画像も同様の事ができます。
またマインドマップのように線で結ぶこともできますし、各ボックスを近づけると、某4色そろえると消えるゲームのようにくっついてグループ管理もできます。
例えばテキストを関連付けて、グルーピングしたのは次の画像です。
なお、この画像は前回の記事を書く際に、指摘事項ごとにグルーピングしている所です。
Liquid Textの値段
ただこのアプリの無料版はテキストや画像の抜き出しだけで、文字を書き込んだりはできません。また複数のPDFを同時に処理することはできません。有料版は出来るのですけど、3,600円というちょっと値段が高いのが考える所ですね。(なお、上記の画像は有料版でテキストを抜き出し、グルーピングしています)
またこのワークスペースのデータを出力することもできます。例えばメールで送るとワードファイルになって出てきますし、抜き出し部分のテキストにはどこのPDFから抜き出したのか分かるようにPDFの名前がついています。
Liquid Textと端末の限界
実は最初は調子に乗って、テキストを抜き出しまくっていました。
この画像の時はPDFデータが46大学分(ファイル)ぐらいあったので、PDFデータが23MBぐらいになり、iPadで処理しきれずにファイルが開けなくなるという事態になっています。
これからですが論文や政策文書を読む際もこのアプリはかなり重宝しそうで、答申などは気になるキーワードの抜き出しやマインドマップ作成に使えそうです。アップルペンシルはもちろん使っていますが、テキスト指定や画像指定は指よりはやりやすいですし、手書きでメモにもかなり使っています。
Liquid Textの有料版の細かい機能はこちらの記事を参照
有料版を購入して使っていますので、3,600円払って買おうか迷っている人は下記の記事もご覧ください。