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大学職員の転職のエントリーシートを書く際に「大学の特色」はどこで調べるか

大学職員に転職したいと思った時に、職務経歴書やエントリーシートを書くかと思います。そこで困るのが、この大学の特色は何かという事です。今回は、ここを見たらどうだろうかというものをいくつか挙げておきます。

(その前に最低限の業界研究はしておきましょう。)

www.daigaku23.com

 

大学のホームページ

 大学のホームページなんか見ているよと言われるかもしれませんが、全てを見ると膨大なページ数になります。

まずは大学の概略をつかむために、「教育情報の公開」に関するページを見ましょう。そこには、教育目標や大学の教員数から各先生の業績、カリキュラム(含む履修モデルや単位の上限)、シラバス、学生の修学・進路選択及び心身の健康等に係る支援など、様々な情報を見ることができます。

 また大学の「教育の理念」や様々な方針もホームページで公表されていますので、そこは必ずチェックです。(エントリーシートとかに使えます)

 

大学案内等広報物

 大学案内は学生向けなので、さらっとでいいと思います。大学によっては、データ集などを公開している大学もありますので、そういうものは見ておきます。

 

文科省大学設置室のHP

 ここ数年に出来た新設の大学学部学科等であれば、必ず文部科学省に「設置に関する書類」出しています。その書類は、(個人情報は抜いていますが)、文科省の大学設置室のHPに掲載されています。なお、今年申請分は、秋ごろから順次掲載されると思います。

 この書類では、基本計画書(様式2号)、校地校舎等の図面、学則、趣旨等を記した書類、教員名簿等が公開されています。数字は基本計画書、教育については趣旨等を記した「設置の趣旨」と言われる書類が参考になるかと思います。但し近年の書類しか公表されていません。

http://www.dsecchi.mext.go.jp/

 

自己点検報告書や第3者評価報告書

 大学はPDCAサイクルも踏まえて、自己点検評価を行い、それをまとめて自己点検評価報告書や年報として発刊している所もあります。ホームページで公開していれば、それは必ず読んでおきましょう。

 大学は7年に1度、認証評価を受けなければなりません。認証評価は、資料やデータ集こそ見られないですが、報告書や評価結果は公表されており、大学の特色や課題などが記載されていますので、非常に参考になります。大学基準協会でいえば、長所となる事項や努力課題、改善勧告なども読むといいと思います。第3者評価の評価報告書は、各大学がホームページで公表しているケースもありますし、評価機関のHPから閲覧できます。

https://portal.niad.ac.jp/library/1179798_1415.html

 

大学ポートレート

 大学ポートレートはデータベースを用いた大学の教育情報の公表・活用のための共通的な仕組みです。ここには、大学や学部の特色も記載されています。ここの情報は見ておいたほうがいいです。(中には、大学のホームページのリンクしかない大学もあります。)

情報量が大学のホームページより多いものもあります。

大学ポートレート

 

中期計画(中期経営計画)

 近年の大学では3~5年間の中期計画を策定しているところが多いです。その大学が今度何に力を入れていくかが把握できますので、これも要チェックです。

 

事業報告書

 私学は、毎年事業報告書を作成し、公開しています。ここには組織や何をやったかを記載していますし、特色的な事項も書かれていたりします。ただ大学によっては、学校法人のホームページに掲載されていたりしますので、大学のホームページにない場合は、その大学の法人のホームページから検索しましょう。

 

このあたりを見れば、大概の情報は把握できます。特に大学ポートレートや事業報告書には特色というタイトルで記載されている事が多いです。チェックは忘れずに!