2017-01-01から1年間の記事一覧
2015年ごろからでしょうか、急速に「大学職員の楽」や「大学職員は安定」しているといった情報がネットで見るようになりました。 おそらく、大学職員の方が発信する大学職員の転職に関するブログの影響もあるかと思います。 大学で働いていると説明をするこ…
私立大学の関係者は気になっているであろう私学助成ですが、現在、説明会が行われ、私立大学等改革総合支援事業についても少しづつベールを脱ぎ始めています。 特に気になるのは、新しいタイプ5「プラットフォーム」(以下「タイプ5」)の新設ではないでし…
異動シーズンはもう終わったと思うのですが、例えば自分がIRとは何も知らずにIR担当者になった時に何をすればいいか分からない!とならない為にはどうしたらいいのだろうと思うと、知識とネットワークなのかなと思います。 そこでIR初心者の立場に自分…
「学校教育法施行規則の一部を改正する省令」(平成28年文部科学省令第16号)が平成28年3月31日公布、そして平成29年4月1日から施行された事により、各大学は学位プログラムごとに、「ディプロマ・ポリシー(DP)」、「カリキュラム・ポリシー(CP)」、…
ツイッターで要望があったので、自分の本棚の一部を公開してみます。 ・今回公開するのは、自宅の書斎の書棚の一部です。これ以外にデスクやリビングに少し積まれてますが、とても見せられない汚さなので今回は自粛。 ・書棚は一部です。またトレーニングや…
ジョブ型とメンバーシップ型の議論、そしてメリットとデメリットの話もある事は承知している。そして大学の中にいるものとして、事務組織の業務内容も言われた事や適切に定められた業務ばかりではなく、新しい業務や問題解決を図ったりと、業務が高度化して…
大学職員として働くと、どの部署や業務であっても、仕事の根拠に当たる必要があります。そこで、ネットで見る事が可能なデータや参考となるサイトをメモ代わりにまとめました(今後随時更新します)なお、一部の専門ではなく、大学職員全般に共通するものの…
大学基準協会のホームページで、平成28年度の評価結果報告書を見る事ができます。 今回、その報告書に目を通していて、気になった指摘事項のメモを公開します。 なおこのメモについては、努力が求められているものだけではなく長所となりうるものも一緒に記…
前回の記事の続きです。 as-daigaku23.hateblo.jp 今回の申請で、目立ったのは明治大学が1,030人も定員増の申請をしてきた事があるかと思います。入学定員が1,030人というと中規模大学規模ですし、小規模中規模で働いている場合は、「そんなに増やすなよ」と…
平成29年4月10日に平成30年度からの私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧が公表されました。これは申請一覧ですので、まだ定員増が確定という事ではありません。 平成29年3月末申請の収容定員の増加に係る学則変更認可の諮問について:文部…
「大学設置基準等の一部を改正する省令」(平成28年文部科学省令第18号)が平成28年3月31日に公布され,平成29年4月1日から施行されます。内容としては御承知の通り、SDの義務化に関するもので、次のように記載されています。(大学関連のみ引用しました)…
先日、「大学設置基準等の改正について(諮問)」が出され、同日で答申が出されました。 大学設置基準等の改正について(諮問):文部科学省 大学設置基準等の改正について(答申)(中教審第200号):文部科学省 この中身としては、大学、高等専門学校、大…
私立大学等改革総合支援事業でIRを専任とする教職員の配置の設問が出てから、各大学にIR担当の職員も徐々に配置されているケースが増えたような気がします。 仕事上、様々なIRを担当する大学職員の方をお会いし、話をする事があります。ここでたまに出…
先日、ようやく私立大学等改革総合支援事業の平成28年度の採択の報道発表がありました。 私立大学等改革総合支援事業:文部科学省 近年、文部科学省はこの事業の選定について、大学規模など、様々な資料を出しているのですが、今回は支援事業の委員長所見、…
昨日、平成28年度の設置計画履行状況等調査の結果が発表されました。 設置計画履行状況等調査の結果等について(平成28年度):文部科学省 この件について既に日経新聞では、結果について記事が出ております。 www.nikkei.com また、同業の方のブログでも、…
大学がIR室を立ち上げた。自分がそのIR室の業務を任じられました。では何をしたらいいのだろうと思い、IRの本や文献を見ると色々な定義が出てくる。 例えば「『意思決定支援』とか『データを報告する業務』とか、色々あるけど、自学ではどうしたらいい…
IRを行っていく(データを収集し、分析し、報告する)上で、自分も含め、他の方々からの話や聞こえてくる意見には、次の様なものがありました。 ①IRが行った分析はまったく的外れである。 ②IRの分析は、ずれている(自分が行った分析はどうやらずれが…