2015-01-01から1年間の記事一覧
私立大学補助金担当者は、内容が気になっていた私立大学等改革総合支援事業ですが、今年度は昨年度と比較して若干変更点が見られました。 そこで変更点全てではありませんが、個人的に気になる点をいくつかピックアップしてみました。 ①IRの定義等の一部変更…
教育改革や教育改善を進めていく上で、学内で改革を取組んでもらうよう「補助金を獲るためです!」と言う大学関係者は少なくはないと思います。 申請をする為の条件や採点項目として、今まで答申などで記載されている事項が求められていることは以前にも本ブ…
(はじめに、今回は私が経験した狭い世界をもとにした話ですので、大学によっては様々な事情・状況があることはご承知下さい。) 大学職員のスタッフディベロップメント(Staff Development)、いわゆる研修の必要性については、もう何年も言われている事です…
大学に関わらず学校関係者であれば少しでも関係した事があろう学校基本調査の依頼が、今頃は学内で依頼がされ始めているのではないでしょうか。 <参考 学校基本調査> 学校基本調査-調査の概要:文部科学省 学校基本調査の目的 学校に関する基本的事項を調…
電車で就職活動だなと思うリクルートスーツを着た学生さんが最近は増えてきました。また学内でも就職イベントが行われているのも聞きます。 私立大学も毎年計画的に採用をしている大学もあれば、空きがあれば新卒あるいは既卒を採用する大学もあります。 今…
文部科学省の補助金について、本ブログで何回も書いており、先日も大学教育再生加速プログラムの申請の厳しさについて記事を書きました。 www.daigaku23.com さて、今回は先日公表された平成27年度大学教育再生戦略推進費「地(知)の拠点大学による地方創生…
次年度の大学教育再生加速プログラムの公募要領が、日本学術振興会のホームページに掲載されました。本日、説明会が開催されていますが、公募要領から気になった点をいくつか抜き出してみました。 (弊ブログでも、大学教育再生加速プログラムについて、取り…
Twitterでもたまに呟いていますが、若手中堅職員は一緒に学んでいこうという観点から地域や同じ仕事同士の勉強会の運営に関わっております。そこで大学教育改革フォーラムの最初のオーラルセッション1では、「勉強会の企画運営を通じた大学職員力の育成」に…
先日、こんな本が発刊されました。 大学版IRの導入と活用の実際 作者: 佛淵孝夫 出版社/メーカー: 実業之日本社 発売日: 2015/02/09 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 佐賀大学のIRの取組みは有名で、大学評価コンソーシアムの…
近年、教育の質保証をはじめとした改革を進めるため、国は私立大学等改革総合支援事業を推し進めています。最近はこの事業の補助金をとるためにIRをやっているかどうかや、IRを担う人の専門性について加点になったりと状況がだいぶ変わってきました。特に専…
本日、文部科学省から平成26年度設置計画履行状況等調査の結果が発表されました。 設置計画履行状況等調査の結果等について(平成26年度):文部科学省 昨年は、平成25年の結果が出た際は、いろいろニュースにもなりました事は皆さんの記憶にもあるのではな…
前回のブログ記事で、卒業要件の厳格化について記載しました。 www.daigaku23.com 卒業要件とディプロマポリシー そもそも殆どの大学は、卒業要件は規定の単位数を取得することが多いです。そして今回の卒業方針は次の通りです。 学生の「卒業方針」は、各大…
先日、文部科学省が卒業要件を厳格化すると報道がなされ、賛否などがツイッターといったネットで意見交換されておりました。 さて、このニュースは下記がリンクとなります。 <大学>卒業要件厳格化へ…15年度に省令改正 文科省方針 (毎日新聞) - Yahoo!…
本日開催された大学評価コンソーシアム「平成26年度IR実務担当者連絡会」に参加してきました。大学や高等教育に関するシンポジウムでは、IRの発表があることはありますが、IRのみをテーマとした実務者向けのこのような会は私が知る限り、あまりないかと思い…
近年、働き方改革やワークライフバランスをどうとるかといった話をよく聞くようになりました。 本ブログではあまりプライベートなことは書いていませんが、本テーマを書くにあたり、少しプライベートな箇所も触れております。 まず前提として、私は結婚して…
毎年、職員が憂鬱になると言われる学校基本調査の結果が2014年12月19日に公表されました。 学校基本調査:文部科学省 なお、大学関係者以外にはあまり聞きなれないものだと思いますが、毎年5月1日の数値等を基準として行われるもので、文科省のHPには下記の…