大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連、法令の解説が中心のブログ

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社会人や大人になっても学ばないといけないのだろうか

このブログは大学で働く一大学職員の学びや思考のメモを公開しているブログです。 ただ自分は大学生の頃は、勉強は好きではなかったし、社会人になってからも勉強はする気がなかった何処にでもいるサラリーマンです。 でも今は、マイペースに仕事や関連領域…

全国規模の学生調査の懸念と課題と思われるもの~教学マネジメント特別委員会第5回より~

2019年5月30日に行われる中央教育審議会大学分科会教学マネジメント特別委員会(第5回)の資料が文部科学省のHPに公開されています。 第5回の議題は学修成果の可視化、特に「成績評価」が主題です。さらに全国規模の学生調査の概要や企画書も提示されていま…

大学職員や業界の研修や勉強会の探し方や参加について

社会人になったら勉強から解放されるかと思いきや、社会人になってからも仕事をする上で新たな業務知識が必要になり、結局ずっと学ぶ事は続くのだなと感じています。 自分が昔、働いていた業界でも業界内で研修とかありましたが、大学職員になってもう〇〇年…

大学基準協会の認証評価受審に提出する大学基礎データの変遷のメモ

大学は文部科学大臣の認証を受けた認証評価機関による認証評価を受審する必要があります。この認証評価は7年以内に1回受審する必要があり、2018年度から第3期の認証評価が始まりました。 第3期となると、第2期で言われていた内部質保証システムがきちん…

仕事で信用を得るために心がけていること

大学職員、正確に言えば学校法人の職員に転職した際に当時の人事(採用)担当の人に口酸っぱく言われたのは「企業で働いていて、これは非常識ではないかと思うことは多々あるだろう。大学の常識は社会での非常識で、社会の非常識は大学の常識とである」とい…

実務家教員になりたいと考える、優れた実務経験を持つ人に知っていただきたい事

第 198 回通常国会で「大学等における修学の支援に関する法律」が可決されました。一部では高等教育無償化法と報道され、誤解を生む内容となっておりますが、詳細は別で調べてみて下さい。 さて、この法律の内容、つまり学生が支援を受けられるようになるに…

第2回AI・業務自動化展で見た大学に導入できそうなもの

大学でも業務の自動化でRPAなどの事例や早稲田大学であったり、近畿大学のチャットツールの導入がニュースになっていました。大学は専任の職員を減らしている大学もあり、入学定員の厳格化により予算も厳しくなっています。その中で業務の効率化や軽減は喫緊…

仕事のミスの1つは縦割り組織と思い込み、期待や確認ミスから生まれる

大学で働いてかなり経ちますが、学内で問題になるほどのミスは、組織の縦割りと思い込みや確認を怠ったために起こるべくして起きていると思っています。 ルーチン業務となっているものはマニュアルも整備され、ミスが起こることはあまりありませんが、イベン…

アセスメント・ポリシーの構造と方法や指標~補助金で揺らぐアセスメント・ポリシーの意味~

2018年夏ぐらいからでしょうか、大学(特に私立大学)の中で徐々に「アセスメント・ポリシー」を整備し、大学のホームページで公開しているケースが増えました。 これは、私立大学の経常費補助金の傾斜配分に影響をする「教育の質に係る客観的指標調査(以下…

大学で何かを変えたい、変えるにはどうするか

4月も半分が終わり、新卒や中途採用等で大学に新しく働き始めた人は「これ、おかしいよね」「これをこうしたら、もっと良くなるのに」と思いつつも、それを提案して、突き返されたり、意見が中々通らなくて、やきもきする人もいるでしょう。 大学という組織…