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【コラム】淘汰される組織と人~作業と仕事と自己投資~

 先日、日本経済新聞で2040年度には大学進学者数が50万人となると報道がありました。

www.nikkei.com

 学校基本調査の平成29年度の結果を見ると780大学があり、1万人以上の学生がいる大学が64大学あります。仮に2040年、あと20年少しですが、大規模大学だけで定員枠をまかなえてしまうかもしれません(学校基本調査は学生数であり、収容定員ではありません)

www.e-stat.go.jp

 

 私が勤務する大学でも10年後、20年後どうやって生き残っていくか、その為にはやらなければいけない事はきちんとやるが、負担軽減と特色化をどう出すかといった事が課題です。しかし、学生募集が苦戦してからやるのでは、1年周期で動く大学は迅速に結果を出すことはかなり難しいと思っています。

 また人も同様です。大学業界は就職や転職で人気業界と言われていることは知っています。しかし、以前の記事でも書きましたが競争がなさそうな組織でも、将来生き残っていける人の競争レースはこっそりとあるでしょうし、そういう事すらない組織で都心部の大学でないなら、組織としての競争に負けているかもしれません。 

www.daigaku23.com

 さて、「仕事をまかせてもらえない」とかとかいう言葉を自分で言ったり、聞いた事はないでしょうか?そういう人は、日常的に作業のミスが多かったり、仕事をまかされても(例えばプロジェクトに抜擢されても)断ったりしていないでしょうか。私個人の経験や聞いた話という狭い中での話ですが、日常作業がきちんとできている人に仕事はまかされるでしょうし、抜擢されて一生懸命やっている、もしくは期待以上の成果を出している人はさらに仕事をまかされています(当たり前の事です)

 あと、自分の出来る事をきちんと可視化して、アウトプットは常に必要だなと思います。大学は教育研究活動をしているのに、自分たちの人材育成はあまり上手ではないという笑い話も聞いたりしますが、そうであれば自分で何とかするしかないと思っています。受け身や楽だからという理由では、2040年にはどうなっているかなと思います(自分が経営者であれば、早期退職者制度を活用するでしょうが、そういう制度も使えていればまだ良いほうかもしれません。

 自分は自己投資がかなり多いほうだとは自覚しています。ただ自分の武器を作っておかないと若くはないので使えない中年おじさんにならないようにはしておきたいなと思います。大学職員は営業成績がほとんどありませんのでアウトプットは見えにくいですが、アウトプットを出せるようなものを作っておく事は必要ではないでしょうか(能ある鷹は爪を隠すではなく、能ある鷹は必要な時に爪を出すというスタンスが良い気がします)