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【コラム】業務の最適化や削減が、作業の押し付けになっていないか

 一つの部署で完結する仕事ではなく、部署を縦断・横断する仕事の時に、他から「こうしたらいいのでは」や「このように変えたい」と言われる事がままある。

 時には「その工程にすると楽になりますね」というケース、時には「何を言っているかがよく分からない」というケースがある。

 このように変えたいというのは、確かに主張する部署や人の業務の最適化や削減になっているかもしれない。しかし、大学全体から見ると単に業務が移動しただけのケース、自分の業務は減ったけど相手の業務量をかなり増やしたケースといったように単に作業を押し付けているだけのケースはないだろうか。

 仕事は俯瞰する視点が必要であると常に感じている。自分の仕事だけを主張しているのは若手の役職がない人がせいぜいであり、年齢が上がるにつれて、もしくは役職が上にいくにつれて、所属する部署だけではなく組織全体や大学業界、もしくは高等教育といった見地から判断しなければならないし、そのように考えることが求められるのではないだろうか。そして俯瞰して物事を見るという事は、それなりの知識や経験が必要である。経験がなければ知識はより必要であり重要になる。

 自分の作業だけを見て楽になるにはどうしたらいいかしか考えられない中堅以降の職員は厳しい時代になるだろうなと思いつつ、自戒を込めて、自分が所属する部署だけではなく大学全体のことも常に知るように心がけねばならないと日々考えている。