大学アドミニストレーターを目指す大学職員のブログ

大学や高等教育関連の話題が中心。

【スポンサーリンク】

認証評価担当になったら参考になるかもしれない本

 7年に1度襲来する認証評価。もしかすると、認証評価というキーワードを聞いたことがあっても、実際どういうものかを知らない場合があるかもしれません。そこで例えば評価室や認証評価に異動や担当になってしまった際に、参考になるべき書籍をいくつかピックアップしてみました。(自分が今までに読んだ事あるもののみですので、他にお薦めがあればコメント欄にコメントをお願いします)

 なお、初学者向けである、実務に役立つ、理論的な本や大学評価史といった本は入れないといった基準で選んでいます。まあ、まずはこういう本を読む前に、所属機関が受審する評価機関のハンドブックを熟読する事からがスタートなのですが、理解を深める一助となれば幸いです。

 

 ではまずは、インターネットにある資料から紹介しましょう。 以下は用語解説や内部質保証のガイドラインになります。

大学基準協会 用語の解説

http://www.juaa.or.jp/images/publication/pdf/other/yougo.pdf

教育の内部質保証に関するガイドライン(平成 29 年 3 月 31 日
大学改革支援・学位授与機構、質保証システムの現状と将来像に関する研究会

http://www.niad.ac.jp/n_shuppan/project/__icsFiles/afieldfile/2017/06/08/guideline.pdf

高等教育に関する質保証関係用語集/Glossary of Quality Assurance in Japanese Higher Education

NIAD-QE Glossary

 

書籍関連

それでは書籍の紹介に移ります。まずは認証評価そのものについて理解を深める為の書籍です。

ちょっと分厚いですが大学評価の背景や歴史、諸外国の動向など、諸所網羅している一冊です。

大学評価の体系化 (JUAA選書)

大学評価の体系化 (JUAA選書)

 

上記の厚さはちょっと大変という人は、昔の本だけど、認証評価とは何か、評価団体ごとにも記載されているこの一冊でも簡潔に知ることが出来ます。

よくわかる大学の認証評価 大学機関別認証評価篇

よくわかる大学の認証評価 大学機関別認証評価篇

 

次に紹介する書籍は、 現在の認証評価、特に第3期についての内容ではありませんが、大学基準協会の歴史も簡潔に記載されています(手元に大学基準協会の50年史もありますが、通常はそこまで読まなくてもこちらで概略が分かれば充分かと思います)

大学評価システムと自己点検・評価―法制度的視点から

大学評価システムと自己点検・評価―法制度的視点から

 

 質保証に関わる書籍 

さて、次は質保証に関する書籍です。

大学基準協会発刊「内部質保証ハンドブック」(購入は直接大学基準協会へ)

www.juaa.or.jp

 上記のハンドブックに対応する本として次の本があります。

内部質保証システムと認証評価の新段階 ─大学基準協会「内部質保証ハンドブック」を読み解く

内部質保証システムと認証評価の新段階 ─大学基準協会「内部質保証ハンドブック」を読み解く

 

 また質保証と認証評価や、質保証に関わる論文が収録されている本として次も面白いです。 

大学の質保証とは何か

大学の質保証とは何か

  • 作者: 早田幸政,工藤潤,岡本和夫,伊藤敏弘,関根秀和,三木哲也,青島泰之,成田喜一郎,山田礼子,濱名篤,佐藤浩章,船戸高樹,齊藤貴浩,堀井祐介,橋詰悦壮,金子元久,里見朋香,石塚公康,前田早苗,田代守,栗林泉,松坂顕範
  • 出版社/メーカー: エイデル研究所
  • 発売日: 2015/05/31
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

 

大学で自己点検評価を行う際に参考になるかもしれない本

 ここからは、認証評価を受審する際、自己点検評価を行う際に分かりやすく実例がある本を紹介します。ただ内容そのものを鵜呑みするのではなく、何故このように記載されているのか、所属機関ではどうなのかといった検討は必要です。

まず最初の2冊は実例が多いので、とっつきやすい内容かと思います。

続いて、大学評価学会の書籍です。自学の自己点検評価がどうあるべきかを考えさせられる本です(短絡的な人にはあまりお薦めしていない本です)

PDCAサイクル、3つの誤読―サイクル過程でないコミュニケーション過程による評価活動の提案に向けて (シリーズ「大学評価を考える」)

PDCAサイクル、3つの誤読―サイクル過程でないコミュニケーション過程による評価活動の提案に向けて (シリーズ「大学評価を考える」)

 

なお、大学評価学会はこんな本も出しています。

大学評価基本用語100 (大学評価学会・シリーズ「大学評価を考える」)

大学評価基本用語100 (大学評価学会・シリーズ「大学評価を考える」)

 

 また評価を行う際に次の書籍も参考になりました。(一冊目は、IR評価系の職員が論文で引用されていて、試しに買ったのですが良書でした)

評価論を学ぶ人のために

評価論を学ぶ人のために

 
プロジェクト評価の実践的手法―JICA事業評価ガイドライン改訂版 (国際協力叢書)

プロジェクト評価の実践的手法―JICA事業評価ガイドライン改訂版 (国際協力叢書)

 

 大学評価関連の本はかなりありますが、認証評価の実務をやるという点において参考になりそうな本を並べました。また書籍ではありませんが、参考になるのは、所属機関が受審する評価団体の直近の点検評価報告書や結果です。現在は第2期の6年目が掲載されている最新かと思いますですので受審機関も多く読むのが大変ですが、一読しておいて特長をメモしておく事をお薦めします。