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多様な勉強会で思う事とツールの備忘録

 大学のごく一部で「SDの義務化どうしようか」と大学設置基準等の一部改正について、話がされている事かと思います。

<参考>

大学設置基準等の一部を改正する省令の公布について(通知):文部科学省

 省令の公布通知が出る前に次のような記事を書きました。

as-daigaku23.hateblo.jp

 今年1年は3つのポリシーの見直しをしつつ、ここもどうするかを検討せねばなりません。さて、SD(ここでは大学職員を対象とします)といっても学外にを向けると四国地区大学教職員能力開発ネットワークや大学行政管理学会、有志の勉強会など高等教育に携わる職員の研修会・勉強会は多々あります。

<参考>

SPOD – 四国地区大学教職員能力開発ネットワーク

大学行政管理学会

 それぞれの研修会は様々な目的や手法があり、能力開発をメインとしたもの、ネットワーク作りや懇親をメインとしたもの、講演形式なもの、ワークショップを主たる内容としたもの、若手職員を対象としたもの、地域性を重視したものなど様々です。

 個人としては、既にある団体や集まりは多様性があってしかるべきだと考えています。中には、懇親をメインとした会の批判を聞くこともありますが、それを必要とする・ニーズがあるのでしょうから、そういう会は必要ではないかと思います。

 私自身もいくつか研究会や勉強会に関わっておりますが、その中で新たに勉強会を行う場合は何を使っているかを簡潔にまとめてみました。

 

①仲間内で情報共有を行う

例えばDropboxなどのオンラインストレージで資料を共有しつつ、メール等で議論を行う事も考えられます。ただ私は、メールだと何を今までに書いたのか分からなくなったりするので、無料のサイボウズLiveを活用し、勉強会ごとの掲示板を立ち上げ議論をするのと、機能の1つである共有化フォルダを活用し当日使用した資料を共有しています。ここだと半クローズドで議論できるのが魅力です。

live.cybozu.co.jp

 

②打ち合わせを行う

勉強会の前は1度集まって打ち合わせができればいいのですが、中々予定が合わない・互いに遠方であるといった理由からオンラインで済ますことが多いです。サイボウズLiveにはチャット機能がついているのですが、最近はSkypeで打ち合わせや会議が多いです。出先でSkypeをやる場合は、コアワーキングスペースやカラオケ、貸し会議室があります。例えば1人で貸し会議室に参加する場合は下記のような所もあります。(意外と外でテレビ会議ができる場所は少ないのですよね。)

www.instabase.jp

 

③ブランディング

何と表現していいか迷ったのですが、ブランディングとしてみました。私が関わっている勉強会で、ロゴを作ってもらったことがあります。予算がある訳ではないので、下記の所でお願いした事があります。500円とはいっても、満足するロゴを作成いただきました。あとはブログやFacebookのページ作成で告知等ができるようにしている例も見ますね。

coconala.com

 

④申し込み方法

 よく使用されているのは、google フォームかと思います。アンケート作成ができるのですが、申し込み用フォームとして活用できます。またアドオン(例えばForm Notifications)を追加して、申込者に申込完了メールを送付できるのも便利です。(スクリプトを使う方法もあり、こっちは自由がきくのですが知識がいるのが難点なので、アドオンが便利だと思います)

<参考>

liapoc.com

 思いつくものを4つ挙げてみました。ただ勉強会に関わる中で忘れてはいけないのは、外の勉強会に出るから偉いわけではない、外の勉強会で中心となって活動し一端の顔になっても横柄に会の中で振舞う事は会(団体)を衰退させてしまう可能性がある事があると思います。(一番は無理しない事でしょうか、仕事より勉強会が優先になっては意味がありません)